2017/04/28

ゼーゼー咳ってどんな咳?聞き分けるポイントは?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

ゼーゼー咳ってどんな咳?聞き分けるポイントは?

今回の相談者は咳が出た子どもを病院に連れて行ったところ、医師からゼーゼーした咳が出るかと聞かれ普段の咳がそうなのか判断出来ず困っています。咳の種類の見分け方について、専門家に聞いてみました。

4歳児のママからの相談:「咳の音の判別方法を教えてください」

4歳の息子は、2歳の頃から喘息ではないのですがゼーゼー体質と言われています。咳で受診すると、喘息の子も使う薬を処方されます。受診時にいつでも酷く咳き込むわけではなく、昼間より朝夕の方が酷いです。医師に「ゼーゼーした咳をしてる?」と普段の咳の様子を聞かれますが、正直分かりません。私には毎回同じ咳に聞こえるのですが・・・。いつも酷い咳が出ている時に受診出来るなら医師の診察を頼りに出来るのですが、そのタイミングでの受診が難しいです。実は医師が思っている咳より酷く、喘息ではないかと心配になります。咳の種類について、分かりやすい表現があれば教えてください。(40代・女性)

風邪のコンコン、痰がからむとゴホンゴホン、気管支炎や喘息はゼーゼー

咳にはいくつか種類がありますが、特徴ごとに聞こえ方は違うようです。気管支炎や喘息の場合は、ゼーゼーと表現することがあります。

咳といっても色々な種類があります。風邪の時によく現れるのがコンコンという乾燥した咳、痰がからめばゴホンゴホンといった湿った咳、気管支炎や喘息を起こしていればゼーゼーといった咳になります。特にゼーゼーについては、咳の種類というよりは呼吸の音で判断することも可能です。お母さんが聞いていて、「ひゅーひゅー」と笛を鳴らすような音が聞こえるときも「ゼーゼーの咳」の範疇に入ります。(産科・婦人科看護師)
お子さんの場合は特に、咳の音だけで細かく聞き分けることは難しいでしょう。医師も聴診器などを用いて診察をしますが、大人であれば様々な表現で言葉を使えるので咳の状態をうまく伝えることが出来ます。しかし小児は「肺の奥から咳・痰が絡むような」などと表現や言葉で伝えられないため、咳の音の特徴などから判断するしかありません。(看護師)

咳以外の症状もチェックを。喘息は呼吸のたびに肩が上がり胸から呼吸音が

咳以外の症状も確認しましょう。喘息の場合、呼吸のたびに肩が上がったり胸に耳を当てると呼吸音が聞こえるようです。

喘息のように、持続する咳が出始めた時も受診しましょう。喘息では気道が狭くなり、酷い発作の時には呼吸も荒くなります。呼吸のたびに肩が上がっていないかも確認し、咳だけの症状にとらわれ過ぎないようにしましょう。(看護師)
喘息の場合は、胸に耳をあてるとヒューヒューという呼吸音が聞こえ呼吸困難を伴います。喘息とは違いますが、犬の鳴き声のようなケンケンと吠えるような咳が出ることもあります。これはクループ症候群といって、風邪の症状に伴って起こります。(産科・婦人科看護師)
なるべく咳が出ないように部屋はこまめに掃除してホコリを溜めないようにし、60%くらいの加湿を行いましょう。痰がからんだ咳は止めない方がいいので、水分を摂らせて上半身を高くして痰を出しやすくしてください。(産科・婦人科看護師)

風邪の時は乾いた咳で、痰がからむとゴホンゴホン、気管支炎や喘息はゼーゼーといった音になるようです。咳だけにとらわれず、他の症状が出ていないかも併せて確認しましょう。


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