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2017/05/04

朝方に喉がヒーヒー鳴るのは喘息?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

朝方に喉がヒーヒー鳴るのは喘息?

小児喘息の多くは、2~3歳で診断されます。子どもが咳き込んで喉がヒーヒーと鳴る場合、喘息を疑うべきでしょうか。子どもの咳を心配するママに対し、専門家はどのようにアドバイスしているでしょうか。

3歳児のママからの相談:「朝方咳き込んで喉がヒーヒー鳴るのは、もしかして喘息の兆候?」

3歳になる娘のことです。先日、風邪を引き小児科へ連れて行きました。引き始めだったためか喉は腫れておらず、鼻水に対する薬と抗生剤と熱冷ましの薬を処方されました。しかし、翌朝になり風邪の症状が進行したようで咳が出だしました。その咳が変で、咳き込む前に息を吸うのですが息を吸い込む時に喉がヒーヒー鳴ってとても苦しそうでした。処方された薬は飲み切ったのですが、まだ風邪が治らず咳も出るため再度小児科を受診しました。朝方に咳き込み喉が鳴ることを先生に伝えたところ、気管を広げる喘息の薬を処方されました。その時は深く考えず先生には聞かなかったのですが、娘は喘息なのでしょうか?または、将来喘息になる可能性があるのでしょうか。(30代・女性)

子どもは風邪の時に喉がヒーヒ―と鳴りすい

医師の方々の意見では、幼い子どもは咳き込んだ時に喉がヒーヒー鳴りやすいようです。喉がヒーヒー鳴る→喘息と考えるのは極端かもしれませんが、今後も経過を見守ることが大切です。

3歳ということは、まだまだ肺や気管が発達途上です。風邪がきっかけで咳が出やすかったり、喉が「ヒーヒー」と言いやすい年齢です。しかし、喘息でも同様の症状が現れますのでその場一回の診察だけでは「風邪」なのか「喘息」なのかを判定することは非常に困難です。また、将来的な喘息のリスクについてもこの段階で判定することは出来ません。(小児科専門医)
幼い子どもは、風邪を引いた際に喉がゼーゼー、ヒーヒーと鳴ることがよくあります。成長すれば改善することも多く、それだけで喘息という訳ではありません。ご質問の内容からは、一回のエピソードだけとも推察されます。そのため将来的な喘息のリスクは、一般的なお子さんと比べても特に高いとは言い難いと思います。喘息を発症すると素人目に見ても明らかに息苦しそうな様子が分かりますので、そうしたことが無いか今後よく経過を見てください。(医師)

喘息でなくても気道を拡げる薬を処方することがある

かかりつけの医師が喘息用の薬を処方した理由は、お子さんが喘息であると診断をしたからではなく現時点で喘息に似た咳の症状を改善するためだと考えられます。

気道が相対的に狭くなっている状態と考えて、症状を改善するために気道を広げるお薬を処方されたのだと思います。そのような症状のお子さんに対しては、よく気道を拡げるお薬を出します。症状に対する対症療法の意味合いで処方されただけであり、必ずしも喘息に対しての治療というわけではありません。(医師)
処方された薬は喘息用のお薬だったとのことですが、喘息であれば処方薬は非常に効果的で副作用もほとんどないため「喘息」か「風邪」が疑わしい場合によく使用します。喘息用の薬を処方されたようですが、お子さんが必ずしも喘息であるという訳ではなく喘息の可能性も考慮した対応をしたのでしょう。(小児科専門医)

医師が出したお薬は、気道を拡げるために処方したと考えられ、必ずしも喘息というわけではありません。この時期の子どもの喉はヒーヒー鳴りやすく、喘息かどうかは経過を見ないと診断出来ないようです。


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