喘息(ぜんそく)

2017/05/06

喘息気味の7歳、就寝時に酷い咳が出ます。根本的な治療法はないの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

喘息気味の7歳、就寝時に酷い咳が出ます。根本的な治療法はないの?

喘息を根本的に治す方法はあるのでしょうか。今回は、7歳の男の子についての相談です。小さい頃から喘息に悩まされ、酷くなるたびに病院の薬やネブライザー吸入で対処してきたようです。症状が出る前に喘息が出ないように出来ないものかと悩むママに、専門家からはどのようなアドバイスが寄せられているでしょうか。

7歳児のママからの相談:「なかなか静まらない咳、治療法はある?」

7歳の息子は、小さい頃から喘息気味と言われていました。そのため、風邪を引いたりすると咳が出やすいです。特に就寝時、布団に入ると咳が酷くなるようです。以前行った血液検査の結果では、ダニやほこりにもアレルギーがありました。咳が出過ぎて嘔吐する時もあります。症状が酷い時は、小児科や耳鼻科を受診して薬をもらったりネブライザー吸入をします。これらで症状が良くなることもありますが、根本的な治療はないのでしょうか?(30代・女性)

検査でアレルゲンと特定されたら除去を心がけて

喘息を引き起こすアレルゲンが検査で判明したら、近づけないことが大切です。

喘息はアレルゲンが原因で発作を起こしますから、出来るだけアレルゲンを近づけないことが重要です。寝ている時は副交感神経が優位に働くため、気管支が狭くなっていること・横になった状態では咳がしづらいこと・布団や床のホコリやダニを吸い込みやすいことなどから夜間に咳き込むことがあります。(呼吸器科看護師)

部屋の清掃と加湿を。布団よりベッドがオススメ

ほこりを吸い込まないよう部屋を綺麗にし、加湿しましょう。床に近い布団より、ベッドの方が良いようです。

喘息発作が起きた時に使用出来る吸入薬をお持ちでしたら、まずはそちらの使用を優先してください。しかし、就寝時や季節ごとの寒暖差が刺激となっている可能性もあるのではないかと考えます。就寝時にはマスクをして、咳き込まないように工夫しましょう。咳が止まらない時は、少量の水分を摂取することで落ち着く場合もあります。成長と共に良くなるケースもありますが、まずは刺激を減らすことが大切です。(循環器内科看護師)
まずは、部屋の加湿を心がけてください。床に布団を敷くより、ベッドが良いです。布団は、布団クリーナーでダニを退治しましょう。部屋もこまめに掃除して、ホコリを溜めないようにしましょう。また、窓を開けて換気するよりも空気清浄機で換気した方が良いでしょう。喘息の治療にはネット上に様々な情報がありますが、全員に当てはまるわけではなく逆に悪化させることもあります。お子さんにとってベストな方法かどうかを正確に判断するためにも、何かを始める時は経過をよくご存知のかかりつけの医師に相談しましょう。(呼吸器科看護師)

喘息はアレルゲンによって起こるので、アレルゲンを出来るだけ遠ざけることが大切です。部屋にはほこりを溜めないよう心がけ、布団クリーナーでダニを退治しましょう。就寝時はマスクをして、咳き込んだら少量の水を飲ませると落ち着くようです。自己判断での治療は逆効果になることもありますので、取り入れる前に医師に相談しましょう。


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