甘いもの

2015/04/11

妊娠中の甘いもの。人工甘味料なら大丈夫?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠中の甘いもの。人工甘味料なら大丈夫?

妊娠中は体重管理や妊娠高血圧症候群などの予防のため、甘いものを控えるように言われることがあります。そこで、人工甘味料ならカロリーは低いし大丈夫ではという相談ですが、看護師さんたちはどのように回答しているのでしょうか。

人工甘味料についての相談:「妊娠中、人工甘味料でも尿糖は出てしまう?」

妊娠16週です。先日の妊婦健診で尿糖が+になってしまい、医師から糖分の摂取を控えるよう言われましたが、元々甘い物が好きなのでイライラしてしまいます。どうしても甘い物が欲しくなった時、人工甘味料の入った飲み物を飲むのは胎児に影響があるのでしょうか。また、人工甘味料でも尿糖は出てしまうものなのでしょうか。(30代・女性)

胎児の発育に悪影響を与えることも

人工甘味料には多くの化学物質が含まれるため、胎児の発育に影響が出たり血糖値のコントロールができなくなることもあるようです。人工甘味料でも尿糖は出ますし、できるだけ摂取は控えた方がよいでしょう。

人工甘味料には化学物質が多く含まれ、摂取し続けると耐糖能異常をおこすことが明らかになっています。耐糖能とは血糖を正常に保つためのグルコースの処置能力のことですが、人工甘味料の摂取によってこの能力に異常をきたし血糖コントロールが不能になると言われています。そして血糖値が上がれば、当然尿にも糖が排泄されます。(産科看護師)
人工甘味料にはアスパルテームという物質が含まれ、腎機能障害や胎児の脳の発育に悪影響を与えると言われています。日本では妊婦が飲んでも有害性は認められていないと言われていますが、妊婦に対する実験結果がないというのも事実で、確実に大丈夫とは言えないでしょう。 (産科看護師)
過剰摂取しなければ妊娠中も安全だと言われていますが、研究機関の多くの論文が「アスパルテーム(日本で売られている人工甘味料)は脳腫瘍などの致命的な健康被害をもたらす危険性がある」と結論付けています。最近のアメリカの研究では、人工甘味料は腸内微生物の構成を大きく変え血糖を上げる可能性があると報告されており、ママにも赤ちゃんにもあまりよい影響はないようです。(内科看護師)

洋菓子より和菓子、散歩や軽い運動を

甘いものも全く食べないのではストレスに。洋菓子は避けて和菓子にする、軽い運動でカロリーを消費するなどするとよいでしょう。

洋菓子より和菓子を食べたり、小分けにして少しずつ食べる、また飴をなめてもよいでしょう。甘味料を使う場合は身体を冷やす白砂糖よりも、自然素材の黒砂糖や三温糖などがよいです。(産科看護師)
羅漢果(らかんか) は自然素材の甘味料でカロリーがほとんどなく、ミネラルも豊富で妊婦さんにお勧めでお茶として市販されています。イライラする方が赤ちゃんにもよくないので、少しなら問題ないでしょう。その分散歩や体操など、軽い運動をするようにしてください。(産科看護師)
運動は出産に必要な筋肉を鍛え、お腹が大きく思うように動けないストレスを解消してカロリーも消費してくれます。妊婦体操や近所への買い物でもよいので、適度な運動を心がけましょう。(内科看護師)

カロリーがなく身体によさそうに思える人工甘味料ですが、母子共によい影響はないようです。甘味は自然素材のものを少し摂るようにし、おやつは和菓子にするなどの工夫をするとよいでしょう。


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