月経前症候群・PMS

2017/05/08

生理前になると寝込むほどの腹痛が…効果的な治療法は?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

生理前になると寝込むほどの腹痛が…効果的な治療法は?

生理前になると、体調不調に見舞われる方もいらしゃいます。今回は、生理前に寝込むほどの腹痛に悩まされている20代の女性からの相談です。生理痛に効く薬や食べ物はあるのでしょうか。専門家に聞いてみました。

生理についての相談:「生理前に見舞われる耐えがたい腹痛、どう対処すべき?」

生理前になると、毎回寝込んでしまうほどの腹痛に見舞われます。鎮痛薬を飲んでも痛みが引くまでが耐え難く、湯たんぽで暖めて多少痛みが引く程度です。もっと即効性のある薬で、効率よく生理痛を治められないでしょうか。食事も摂れなくなるので、飲食しても悪化しないような生理痛に良い飲み物や料理もあれば教えてください。(20代・女性)

多くの女性を悩ませる月経前症候群(PMS)。強い痛みには鎮痛薬が効果的

生理痛を和らげるために入浴や適度な運動などで身体を温めて血行を良くしたり、強い痛みが続くときは、鎮痛薬も効果的です。

生理前になると、月経前症候群(PMS)といって下腹部の違和感や・胸の張り・頭痛や吐き気を起こしたり・精神的に不安定になる人もいます。一般的に生理前3~10日に起こり、早い人は排卵直後から起こる人もいます。生理が始まると治まる人や生理4日目くらいまで続く人など、その時によって起こる時期も症状も異なります。(看護師)
生理中に分泌されるプロスタグランジンが子宮を収縮させる作用があるため、このホルモンの分泌が多い人は生理痛が強いと言われます。さらに、子宮が未熟なこと・血行が悪いこと・骨盤の歪みによっても生理痛が強くなります。和らげるためには身体を冷やさず、なるべくストレスを溜めないようにしましょう。(看護師)
生理痛は個人差がありますが、痛みが強い時は鎮痛薬も効果的です。痛みの原因であるプロスタグランジンの物質を抑える効果があり、痛い時に内服すると効果が得られます。また湯たんぽなどで身体を温めたり、入浴や適度な運動なども血行が良くなるので痛み緩和に役立ちます。痛みがひどい場合は、子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣嚢腫など病気の可能性もあります。我慢出来ない時は、婦人科で検査を受けましょう。(看護師)

血行を促進する食べ物がオススメ。カフェインやインスタント食品は避けて

生理痛は、血流の悪さが原因で起こります。血行促進効果がある食べ物を摂取するよう心がけ、冷えにつながるカフェインやインスタント食品は避けましょう。

身体を温める根菜・にんにく・生姜、女性ホルモンと同じ働きをする大豆イソフラボン、貧血気味なら葉酸や鉄分を多めに摂ってください。カフェインやアルコールは控え、生姜湯やカモミールなどのハーブテイーを飲むと血行が良くなります。ジャガイモや人参など根菜類や生姜、玉ねぎ、にんにくなども身体を温める作用があります。痛みが強く食欲がない時は、消化の良いうどんやお粥などを食べましょう。反対にコーヒーなどのカフェイン飲料やチョコレート、インスタント食品は身体を冷やすため避けてください。(看護師)

生理痛を緩和するためには、血行を良くすることが大切です。身体を温めてくれる根菜類などの摂取や湯船に浸かりましょう。ひどい痛みが毎月続くようであれば、病院を受診しましょう。


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