産後の骨盤

2017/05/08

これまでなかった生理痛や陣痛のような痛みが…骨盤矯正は効果ナシ?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

これまでなかった生理痛や陣痛のような痛みが…骨盤矯正は効果ナシ?

産後骨盤ケアをしているにもかかわらず、腰の痛みに襲われることがあります。骨盤矯正は効果がないのでしょうか。原因は何なのでしょうか。専門家に聞いてみました。

産後の体調についての相談:「接骨院に通院中しているのに腰痛に襲われます」

骨盤ケアのため、産後1カ月から近くの接骨院に通っています。2週間に1度の割合です。産後8カ月頃に生理が来ましたが、以前はなかった生理痛に悩まされるようになりました。生理でない時も、陣痛のような骨盤の痛みがあります。陣痛ほど酷くはないのですが、これは骨盤の歪みから起こるものなのでしょうか?骨盤矯正はあまり効果がないのでしょうか。(20代・女性)

骨盤矯正の効果に即効性はない。将来、体型や体質に影響してくることも

骨盤矯正は、すぐに効果が実感出来るものではないようです。放置したままだと、将来の体型や体質に差が出てくることもあるようです。

骨盤矯正の効果は、短期間で劇的に実感出来るものではありません。むしろ施術などを受けなくても生活出来る人もいるため、正直実感しにくいと思います。時間が経過したあと体型に差が出たり将来的に痩せにくい体質になる可能性もありますが、今すぐには感じられないと思います。もし骨盤のズレによって神経を圧迫されている場合は、ズレがなくなることで痛みが緩和されるかもしれません。(看護師)
産後の骨盤の歪みから様々なトラブルを経験している人は多く、その症状の一つが生理痛です。妊娠中に拡がった骨盤が産後も元に戻らず、さらに歪むことで血行不良が起こり生理痛を悪化させると言われます。骨盤の歪みから子宮に負担がかかるほか、産後のホルモンバランスの乱れや育児ストレス等でも生理痛が酷くなると言われます。(看護師)

生理痛が辛い時は身体を温めて。病気や骨折が原因かも

生理痛が辛い時は身体を温め、血行を良くしましょう。病気や骨折が原因である可能性もあります。場合によっては、病院で相談しましょう。

まずは、骨盤の歪みを改善しましょう。日頃から正しい姿勢を心がけ、骨盤ベルトを装着して産後ヨガや骨盤体操など適度な運動を行なうと良いでしょう。ストレスを溜め込み過ぎないことも大切です。ストレスは自律神経のバランスを乱し、生理痛以外にも様々な症状を引き起こします。ストレスを溜めずに育児をすることは難しいですが、周りの人に助けを求めてなるべく一人で抱え込まないようにしましょう。(看護師)
特に生理痛の辛い日は、なるべく身体を温めて休ませましょう。ひどい生理痛は、子宮内膜症などの病気の可能性もあります。生理痛が酷く日常生活にも支障が出る場合、一度病院を受診して適切な検査を受けることをお勧めします。(看護師)
骨盤の痛みが歪みからきているものかは分かりませんが、整形外科などで骨に異常がないか診てもらう必要があるかもしれません。出産で骨盤の一部に負担がかかり、折れている可能性も少なからずあります。レントゲンなどの画像上、異常がなければズレによる可能性が高くなります。(看護師)

骨盤矯正に即効性はないようです。将来的に体型や体質に差が出ることもあるため、今は効果を実感出来なくてもケアに努めることが勧められています。また、痛みの原因が病気や骨折の可能性もありますので長引く場合は受診しましょう。


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