基礎体温の基礎

2017/05/10

体温が低いと妊娠しにくいですか?改善する方法は?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

体温が低いと妊娠しにくいですか?改善する方法は?

冷え性に悩む女性は多いですが、体温が低いと妊娠しにくいのでしょうか。妊活のため基礎体温をつけているという女性からの相談に、専門家はどのようにアドバイスしているでしょうか。

妊活についての相談:「体温が低過ぎると妊娠しにくいのでしょうか?改善する方法は?」

妊娠を希望しているので、最近基礎体温をつけ始めました。低温期と高温期の二相にはなっているのですが、全体的に体温が低過ぎるのではないかと心配しています。緩やかに高温期に移行していくので、どこで排卵しているのかも判断しにくいです。温度が低過ぎるので、高温期への移行が緩やかになっているのではないかと思っています。体温が低いと妊娠しにくいのでしょうか?普段の生活で改善出来ることがあれば教えてください。(20代・女性)

36.2℃以下の場合は低体温といわれます

全体的に体温が低くても、低温期と高温期の差が0.3~0.5℃あれば二相になっているといえます。しかし体温が低いと血行が悪くなり、結果的に妊娠しにくくなるようです。

36.7℃以上が高温期の目安になりますが、元々体温が低い方は、高温期でも体温が低めになります。全体的に体温が低くても、低温期の平均との差が0.3~0.5℃あれば高温期と考えていいでしょう。(看護師)
低過ぎるということですが、どのくらいの体温でしょうか。なかには、低温期と高温期の差が1.5℃の人もいます。一般的に0.3℃程の差があれば良いといわれています。(看護師)
一般的に体温が36.2℃以下の方は、低体温とされます。体温が低い方は血行が悪いため、卵胞刺激ホルモンが分泌されにくくなって排卵障害を起こし不妊の原因になります。(看護師)

食生活の見直しや筋力アップで体質改善を

体温を上げるには、運動で血行を良くしたり筋力をアップして基礎代謝を上げる必要があります。また、身体を温める食物を積極的に摂りましょう。

普段から身体を冷やさないように、湯船にゆっくり浸かり軽い体操や運動をして血行を良くしてください。身体を冷やすトマト・きゅうりやスイカ等のウリ科の野菜、白砂糖やカフェインを含む物は控えましょう。身体を温める根菜・生姜・にんにく等を摂り、葉酸や鉄分・ビタミンを多めに摂取して貧血に気をつけてください。(看護師)
基礎体温を上昇させるためには体質改善が必要なので、効果が出るには長期的に見なければならない場合もあります。基礎体温を上げるには、基礎代謝を上げる必要があります。(看護師)
筋肉量を多くするか、筋肉の質を改善する方法があります。ボディビルダーのような体形というわけではなく、毎日の有酸素運動と筋力アップのトレーニングを心がけ、栄養バランスの摂れた食事をしましょう。(看護師)
出来れば、22時までには眠りにつきましょう。ホルモンの分泌が活性化するのが22時から2時までといわれているので、その時間帯は睡眠を取りましょう。漢方薬でも、体質改善をサポートしてくれるものがあります。(看護師)

体温が低いと血流が悪くなり、不妊となる場合もあるそうです。食事や運動、睡眠など生活習慣を見直して体温アップを目指しましょう。そのためには、普段から身体を冷やさないように気を付けることも大切です。


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