偏食

2015/04/14

子供の偏食は、大きくなったらなおるの?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

子供の偏食は、大きくなったらなおるの?

栄養を考えると、子どもには色々な食品をバランスよく食べさせたいと考えるものです。ところが、子供が特定の食べ物や少ない品目の食事しか食べてくれないことに悩むママは少なくありません。1歳の子供の偏食に悩むママからの相談に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「1歳の子供が偏食です。大きくなれば自然になおりますか?」

1歳になる子供が、野菜や肉、豆腐などをあまり食べず困っています。なかなか離乳食の量が増えなかったので、母乳は1歳になる直前に断乳しました。ドロドロとした軟らかい離乳食が大嫌いで、歯ごたえがある食事が好きなのですが、まだ歯が生え揃っていないため、上手に野菜を噛むことができません。野菜は筋張ったような食感が嫌いなようで、口に入れても出してしまいます。偏食は大きくなったら自然となおるのでしょうか。(20代、女性)

好き嫌いは成長過程のひとつ、神経質になりすぎないで。

好き嫌いは成長過程のひとつなため、神経質になりすぎないようにしましょう。無理強いしては逆効果なので、楽しい食事を心がけるようアドバイスしてくれました。

好き嫌いは成長過程のひとつで、特に小さいうちは、同じものばかり好む傾向があるため、あまり神経質にならないでください。成長してくれば、身体が必要な栄養素は本能的に食べるようになります。子供が脂っこいものや、甘いもの、炭水化物などを好むのは、身体の成長にエネルギーや糖分が必要だからですし、大人が肉より魚、野菜など低カロリーのものを好むのは、エネルギーは必要なく、健康を維持する栄養が必要だからです。(精神科、消化器科看護師)
慣れない食事や初めてのものは、少しずつお皿に盛りつけてください。もし食べなくても、無理強いせず次の食事で挑戦してみてください。嫌がるものを無理に食べさせようとすると、トラウマになったり、余計に抵抗するようになります。インスタント食品やお菓子ばかり好むのではなければ、楽しく食事することを心がけてください。(精神科、消化器科看護師)

食べやすくなる調理法や、盛りつけで工夫を。

煮込んで野菜の甘みを引き出したり、シチューに溶け込ませたり、ひき肉を利用するなど子供にも食べやすい調理法や、楽しく食べられる盛りつけについて教えてくれました。

野菜はたくさんの種類で煮込むと甘みが増します。シチューなどに野菜を溶け込ませたり、野菜スープにしたり、小さめに刻んだ大根・にんじん・ネギ・たまねぎ・白菜などを厚揚げと一緒に出汁で煮込んではいかがでしょうか。お肉が噛み切れない場合はひき肉を使用するとよいでしょう。かぼちゃなど甘みのある煮物に入れ片栗粉で絡めたり、豆腐や麩、すり下ろしたにんじん・玉ねぎと一緒にハンバーグにしてみてください。(一般内科看護師)
子供は大人のマネをしたがりますから、家族がみんなでおいしいねと食べていたら、そのうち食べるようになるかもしれません。お子様ランチのように、色々なおかずを少しずつ可愛く盛りつけてみたり、食材でお子さんの好きなキャラクターの顔など作ってみてはいかがでしょうか。(精神科、消化器科看護師)

食べないからと言って、無理強いは禁物です。子どもが食べやすい調理方法を取り入れたり、盛りつけなどで楽しい雰囲気を演出してみましょう。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加