おりもの

2017/05/11

ズボンに浸みるほど多くてにおう、おりものに困っています

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

ズボンに浸みるほど多くてにおう、おりものに困っています

おりものの量とにおいに悩む女性からの相談に、専門家達はどのように答えているでしょうか。

おりものに関する相談:「おりものの量とにおいに、どう対処すればいいでしょうか」

昔からおりものの量が多く、パンツが濡れてズボンに浸みてしまうぐらいです。サラサラの時もあればドロッと白い物が出ることもあります。乾くと白くカピカピした感じになり、かゆくなる時があります。特に生理が終った後などは、においもすごいです。生理の時は、なるべく菌が増えないようにナプキンをこまめに変えてビデで清潔にしていますが、他にどうしたらいいでしょうか?普段からおりものシートを利用した方がいいのでしょうか。(30代・女性)

おりものの性状は生理周期で変化する

生理周期で変化するおりものの性状と、生理後ににおいが気になる理由を教えていただきました。

おりものは、生理周期に応じて性状と量が変化します。排卵日が近づくと精子を受け入れる準備が始まり、おりものの量が増えます。排卵日から排卵直後には、粘り気の強い白っぽいおりものが増えます。(看護師)
生理後は、おりものが酸性へ変化すること・長時間のナプキン使用による皮膚の汚れや汗が付着すること・経血の残りが留まることなどにより雑菌が繁殖しやすくなります。そのため、生理後におりもののにおいが強くなることを自覚される方は多いです。これは仕方のないことですので、生理後は特に注意をして清潔にしましょう。(看護師)

清潔や通気を心がけて

においのケアのために、心がけると良いポイントや注意点についてアドバイスがありました。

清潔を保つことは大切ですが、毎回ウォシュレットで洗浄したり石鹸で奥まで洗うなど過度に清潔にし過ぎると、善玉菌まで殺してしまい雑菌の繁殖を招きやすくなりますので注意しましょう。汚れたら、パンティーライナーをこまめに取り替えるといいでしょう。(看護師)
デリケートゾーンが蒸れないように、通気性の良い下着に変えることが大切です。しかし、意識するあまりビデで洗い過ぎるとかえっておりものの量を増やす要因になることもあります。おりものはデリケートゾーンを保護する役割もあるので、洗い過ぎないようにしてください。(看護師)

においや色が気になる場合は、相談を

おりものに色が付いている場合や生理周期に関わらず強くにおう場合は、細菌感染などのトラブルの可能性もあるようです。

生理後しばらく経ってもおりものから悪臭がする・おりものの色が褐色や緑色っぽい・排卵時期に関わらず常におりものの量が多量である場合は、婦人科系のトラブルが原因である可能性があるので、一度病院を受診しましょう。(看護師)
生理周期とは関係なく常に量が多い場合は、一度婦人科で相談しましょう。あまりに多い場合は、膣洗浄や膣に挿入するタイプの抗生剤を使用することで、改善が見込める場合もあります。(看護師)

おりものの状態は生理周期によって変化し、生理後はにおいも強くなりやすいようです。においをケアするためには、清潔と通気を意識すると良いでしょう。おりものに色が付いている場合や生理周期に関わらず量が多い場合は、何らかのトラブルの可能性もあるため受診することもご検討ください。


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