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2017/05/13

子どものマイコプラズマ肺炎の再発を防ぐにはどうすればいい?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

子どものマイコプラズマ肺炎の再発を防ぐにはどうすればいい?

マイコプラズマ肺炎は6~12歳の学童期に起こることが多く、治っても繰り返しかかる可能性のある感染症です。マイコプラズマ肺炎に感染したことがある学童期の子どもが、再発を防ぐために出来ることついて専門家に伺いました。

8歳児のパパからの相談:「幼児期にマイコプラズマを繰り返していました。再発を未然に防ぐ方法は?」

娘は3歳~5歳頃まで母親のタバコの煙が原因でマイコプラズマ肺炎にかかり、数種類の薬を服用し良くなったり悪くなったりを繰り返してきました。最近症状はほとんど出なくなりましたが、再発がすごく怖いです。大きくなるにつれて運動量も多くなり、無茶もするので心配です。気をつけることや未然に防ぐための方法はありますか。(30代・男性)

お子さんの側で喫煙するのは止めて!

マイコプラズマ肺炎を引き起こす原因は病原体なので、喫煙は直接の原因ではありません。しかし喫煙で汚れた空気を吸い込んだり病原体の排出が悪くなると、症状が悪化したり他の肺炎を起こしやすくなります。

マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマという病原性微生物の感染によって起こります。タバコの煙が直接的な原因とはいえませんが、汚れた空気の中には微生物が存在しているかもしれません。マイコプラズマ肺炎を発症したお子さんの近くで喫煙することは、止めてください。(看護師)
煙草の煙だけでマイコプラズマ肺炎を発症することはありませんが、他の肺炎にかかりやすくなるリスクはあります。また、3歳~5歳までマイコプラズマ肺炎にかかっていたということですが、現在はマイコプラズマ肺炎を指摘されていないのですね。抵抗力がついたのかもしれませんが、マイコプラズマ肺炎は約4年サイクルで再発のピークがあるので油断は出来ません。また、マイコプラズマ肺炎は学童期が好発年齢ですので、感染のリスクは今後もあると考えて予防対策を継続して下さい。(看護師)

免疫力を低下させないこと。そして感染予防対策を

マイコプラズマ肺炎の再発を予防する鍵は、免疫力を低下させないよう体調管理に気を配ることです。また、新たに感染しないよう、マイコプラズマの流行期には感染予防対策をしましょう。

成長して体力がついてきたら他の感染症にもかかりにくくなりますが、日頃からうがい・手洗いを励行し感染予防を心がけましょう。バランスの取れた食事で、睡眠不足にならないようにしてください。感染者がいればなるべく接触しないこと、家族内に感染者がいれば食器などの共用は避けましょう。ドアノブなど複数の人が触れる部分は、アルコール除菌してください。(看護師)
マイコプラズマ肺炎の予防としては、免疫力を上げることが必要です。現在はあまり体調を崩すこともないようですし、元気に遊んで体力・免疫力が向上している時期だと思います。無茶をしたからといって再発するものでもないので、安心されて大丈夫かと思います。(看護師)

治ったからといって安心出来ないのがマイコプラズマ肺炎です。マイコプラズマ肺炎の再発を防ぐためには、お子さんの食事や睡眠に気を配り、普段から免疫力を落とさないよう体調管理をしましょう。また、空気環境を整えるためにも、お子さんの前で喫煙はしないほうがいいでしょう。


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