おねしょ

2015/04/15

ストレスとおねしょは、関係あるの?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

ストレスとおねしょは、関係あるの?

大きくなってからのおねしょは、誰よりも本人が一番もどかしく感じ、改善したいものです。8歳になる子供のおねしょに悩むママからの相談に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「子どものおねしょはストレスが原因でしょうか。」

8歳になる子供は小学校入学後、ときどきおねしょをするようになりました。頻繁ではありませんが、お友達とトラブルがあると解決するまで数日間、下着が少し濡れる程度の少量のおねしょをします。物静かな性格で、なかなか言い返せず、そのストレスがおねしょに出ているのではと気になります。ストレスとおねしょは関係あるのでしょうか。もしそうであれば、物静かな子供のストレス発散方法などがあれば教えてください。(30代、女性)

ストレスもおねしょの原因に。

おねしょには、夜間の尿量が多かったり、膀胱が小さいなど身体的な原因と、ストレスなど心因性の原因があると教えてくれました。

子供のおねしょは、身体的な原因として夜間の尿量が多い場合と、膀胱が小さい場合の2つがあります。睡眠中の尿量を減らす抗利尿ホルモンは寝ている間に分泌されるので、夜中に起こしてトイレに行かせるようなことはなさらないでください。週の半分以上おねしょする場合や、一回のおねしょの量が多い場合は、泌尿器科で身体に問題がないか調べたほうが良いでしょう。(精神科、消化器科看護師)
一般的には6~7歳になっても夜尿がつづく場合は、生活指導や薬による治療をした方が良いと言われています。一度治まったおねしょが再発した場合を二次性夜尿症と言い、多くの場合は心因性のものとされています。様々な場面での人間関係、学校で溜まった疲れやストレスが自律神経に問題を起こして夜尿症を発症します。(精神科看護師)

尿量を増やさない工夫をしたり、ストレスを取り除いてあげて。

寝る前の水分補給を控えて夜間の尿量を増やさないようにし、本人とゆっくり話してストレスを取り除いてあげましょう。

膀胱が小さいとおしっこを溜めておけず、おねしょをしてしまいます。夕方から夜にかけての水分は控え、寝る前2時間くらいは水分をとらないようにして、食事は塩分も控えましょう。寝る前にトイレに行かせ、夜間、身体が冷えないようにしてあげてください。また、規則正しい生活リズムを作り、ぐっすり眠れるよう昼間はよく遊ばせてあげてください。おねしょをしても叱らず、長い目で見てあげてください。(精神科、消化器科看護師)
大きくなってからの夜尿症では、家族の心配と落胆の気持ちが本人に伝わって精神面に大きく影響し、夜尿症を治りにくくさせてしまいます。ストレスや不安に感じていることはないかを聞き、解決できる方法を話し合ってみましょう。問題の解決が難しい場合は、スポーツや趣味など本人の好きなことや得意なことをさせてあげて、少しずつ自信を持てるよう応援していきましょう。(精神科看護師)

夜間の尿量が増えすぎないよう気をつけ、話し合ってストレスを取り除くなど、おねしょ対策のために心身をケアしてあげましょう。量や回数が多い場合は、機能に問題がないか調べるため泌尿器科の受診もご検討ください。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加