乳腺炎

2017/05/17

胸に良性のしこりが。産後の母乳育児への影響は?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

胸に良性のしこりが。産後の母乳育児への影響は?

胸にできるしこりは全て悪性ではなく、中には良性のものもあります。良性のしこりがあるが、産後に母乳がきちんと出るのか不安だと言う相談に対し、専門家達はなんと答えているでしょうか。

プレママからの相談:「胸に良性のしこりがありますが、授乳に影響しないか心配です」

現在妊娠35週で、もうすぐ出産を控えています。以前から胸に良性のしこりがあり、妊娠してから少し大きくなってしまいました。乳腺外科の医師によると、しこりは母乳の出には影響しないので心配ないとのことでした。完全母乳で育てたいのですが、実際に母乳育児が出来るかどうか不安です。胸にしこりがあっても問題なく母乳は出るのでしょうか?母乳の出が悪い場合は、手術などでしこりを取った方がいいのでしょうか。(20代・女性)

良性なら特に治療は必要ないでしょう

若い女性に多い線維線種というしこりのようですが、特に治療法はなく閉経を迎えると自然消失していくようです。

若い女性によく見られる線維線種という「しこり」だと思います。女性ホルモンの分泌が盛んな10代後半~30代前半に見られ、大きくなっても3cm程で閉経すると自然に消失すると言われています。はっきりした原因は不明ですが、考えられることとしては女性ホルモンの影響だと思います。おそらく妊娠したことで大きくなったのでしょう。基本的な治療法はなく、一般的に大きさを見ながら経過観察になります。はっきり良性と診断されたのなら、心配ないでしょう。(産科看護師)
10~30歳代に見られる「線維腺腫」であれば、ほとんどの場合は経過観察となります。「のう胞」であった場合は、痛みを伴う時のみ乳腺の袋に溜まった液体を注射器で抜くことがあります。しかし、出産後は母乳の生産が盛んになり乳汁で満たされるため、しこりが分からなくなるようです。(産科看護師)

母乳育児に影響しないことがほとんど

しこりが良性である場合、母乳育児に影響するケースはほとんど無いようです。しかし、産後に母乳の出が悪いと感じたりしこりが急激に大きくなったりするようなら病院を受診しましょう。

授乳に支障を与える程大きくなることはほとんどないと言われており、授乳が終われば自然と小さくなるようです。今の時点では母乳に影響がないかどうか分からないため、産後に母乳の出が悪いと感じるようなら早めに医師に相談して下さい。(産科看護師)
しこりが良性である場合は、産後の母乳育児に影響はないようです。但し、良性のしこりでも急激に大きくなることもあります。胸にしこりがある場合は、授乳中の胸のセルフチェックが重要になります。胸の状態が普段と変わりないかどうかを確認する習慣をつけましょう。(産科看護師)

良性のしこりですが、母乳育児をするにあたり特に影響することはないようです。しこりが急に大きくなるなど何か不安に感じることがあれば、早めに病院で相談しましょう。


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