喘息(ぜんそく)

小児喘息で毎日薬を服用。内服以外に良い改善策は?

喘息発作の症状によっては、作用が強い薬を処方されることもあるようです。今回の相談者は、毎日子どもに薬を服用させることに不安を感じています。喘息の治療法について、専門家に尋ねてみました。

2歳のママからの相談:「喘息の他に食物アレルギーも。薬で抑えるしか方法はない?」

2歳の息子は、1歳半頃に喘息と診断されました。アレルギー数値が普通より高く、動物やハウスダストやダニ、食べ物では卵や青魚などに反応します。喘息発作が出るととても不安ですが、毎日欠かさず抗アレルギー剤を服用して抑えるしかないのでしょうか。この先、いつまで続くのかと思うと心配です。(30代・女性)

喘息発作は命に関わる事も

喘息発作は、症状が酷いと命に関わる危険性もあります。毎日子どもに薬を飲ませるのは心配かもしれませんが、薬は医師の指示通りきちんと服用することが大切です。

小さな子どもに毎日服薬させる事は心配かもしれませんが、喘息発作は呼吸困難を起こしたり命に関わる病気です。一度喘息と診断されると複数の薬剤を処方されることもありますが、不要な副作用を避けつつ治療効果を最大限に得るためにも医師の指示に従い内服して下さい。 (内科看護師)

生活環境を整える事も大切

喘息治療には、薬以外にも部屋の掃除の仕方を工夫したり免疫力を高める食事を摂るよう心掛けるなど生活環境を整えることが大切です。また、卵アレルギーは成長するにつれ改善することが多いようです。

服薬はもちろん大切ですが、生活環境を整えることも大切です。部屋はいきなり掃除機をかけるのではなく、まず雑巾がけしてから掃除機をかけると埃が飛び散るのを防止できます。子ども部屋はフローリングが望ましく、布団は外に干さず布団クリーナーでダニ退治して下さい。また、絨毯・座布団・布製のソファ等もダニ発生の原因になるので置かないようにしましょう。(呼吸器科看護師)
ヨーグルトや発酵食品で腸内環境を整え、免疫力を高めるにんにく・たまねぎ・大根・山芋、抗酸化作用のあるビタミンA・C・Eを含む食材をバランスよく摂りましょう。昼間は思い切り遊ばせて、夜はぐっすり眠れるようにして下さい。アレルギー検査の結果は、必ずしも症状と相関している訳ではありません。検査結果が陽性でも症状が出ない場合もありますし、逆に陰性でも反応する場合もあります。子どものアレルギーは、成長と共に改善されることもあるため体力をつけるように心掛けましょう。(呼吸器科看護師)
内服治療の他に家の掃除をこまめに行い、ダニや埃を寄せつけないようにします。小児喘息の場合、学童期くらいになると自然に治る事がありますので根気よく治療を続けましょう。(内科看護師)
食物アレルギーに関しては、年齢が上がるにつれ徐々に食べられるようになりアレルギー反応が起こりにくくなります。アレルギー反応は、免疫力が低下した時に出やすいので栄養バランスの良い食事や適度な運動で体力をつけましょう。(内科看護師)

子どものアレルギーは、成長とともに改善されることが多いようです。今は医師の指示通りにきちんと薬を服用し、布団クリーナーでダニ退治をするなど生活環境を整えましょう。


2017/05/19

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