睡眠トラブル

夜中に突然起き上がり泣き出す子ども。原因は何?

夜中に子どもが突然泣き出すことを、一般的には夜泣きといいます。しかしただの夜泣きではなく、起き上がってしばらく泣いたままのこともあり対応に困るという相談が寄せられています。専門家達は何と回答しているのでしょうか。

ママからの相談:「子どもが突然夜中に泣きながら立ち上がりますが、良い改善策は?」

娘は就寝中によく夢を見ているようですが、泣きながら寝ぼけた状態で半分起き上がりぼんやりすることがあります。このような場合はそのまま見守った方がいいのか「よしよし、これは夢だよ」となだめた方がいいのか分かりません。時々泣きながら立ち上がり辺りを見回したりしますが、このような時はすぐに抱っこして安心させて眠らせています。しかし、本人は何も覚えていないようです。このままにしていていいのでしょうか。(30代・女性)

昼間の出来ごとが刺激となって起こる

まだまだ子どもは成長途中ですので、昼間の出来ごとが刺激となって、夜中に突然目が覚めて泣いてしまうこともあるようです。これまで同様、優しく抱きしめたりして安心させてあげましょう。

お子さんの生活に変化はありませんでしたか?環境の変化やストレスが加わると、夜中にそれを思い出して泣き出してしまうことがあります。昼間に起こった出来事を記憶しようと、成長している反応です。ママに抱きしめられたり声を掛けられることで安心するので、今まで通りの対応で良いでしょう。(看護師)
夜泣きはいつまでも続くものではなく、基本的には成長と共に終わりが来ます。抱き締めてあやすことに疲れたら、抱き寄せて背中をトントンしてあげるだけでもいいでしょう。またダンナさんの協力も必要なので、ママ1人に負担が掛らないようにして下さい。(看護師)

怯えるように泣き出す夜驚症の可能性も

夜中に突然何かに怯えるように泣き出す場合は、夜驚症(やきょうしょう)と呼ばれる症状かもしれません。夜驚症が子どもの心身の成長に影響を及ぼすことはないですが、中には手足を激しくばたつかせる子どももいます。周囲の物にぶつけて怪我をしないように注意する必要があると、アドバイスいただきました。

お子さんはもしかすると、夜驚症の可能性があるかもしれません。夜驚症の症状として夜中に突然泣き出したり怖がるように叫んだりすることがありますが、中には激しく手足をばたつかせたり起き上がることもあります。一見眠りから覚めているように感じますが、実際には目は覚めておらず本人も全く覚えていません。(看護師)
仮にお子さんが夜驚症であったとしても、健康に害を及ぼしたり今後の成長に悪影響を及ぼすことはないと言われています。しかし、症状が出ている時に怪我をすることがあるため、寝室の環境に注意を払うことは必要です。手足を物にぶつけて怪我をしないように、周囲にはできるだけ物を置かないようにしたりベッドから落ちないように見守りましょう。(看護師)

日中の刺激的な出来ごとが原因で目が覚めたり、もしくは夜驚症と呼ばれる症状の可能性もあるようです。いずれにしても子どもの成長に悪影響を与えるものではないので、これまで通り側で優しく見守ってください。


2017/05/30

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