睡眠トラブル

子どもの睡眠の質を判断する方法はある?

環境や体調など、さまざまな要因が睡眠に影響を与えます。アトピーが子どもの睡眠を害していないか不安に感じているママから相談がありました。

10カ月のママからの相談:「アトピーの痒みを薬で抑えていますが、眠りに影響していないか心配です」

10カ月の子どもは、毎日の夜9時頃就寝し朝は7時過ぎに起きています。お昼寝は、午前と午後にそれぞれ1~2時間ずつです。よく寝る時はほぼ午前中ずっと寝ているので、夜しっかり寝ていないのではと心配しています。アトピーの痒みをステロイドで抑えているのですが、見た目で分からないだけで痒みが睡眠を阻害しているのではと心配です。寝ている間に痒そうな素振りはありませんが、どうすればちゃんと眠っていると判断出来ますか。(30代・女性)

トータルで11~13時間の睡眠が取れたら大丈夫

睡眠の質を客観的に判断するのは難しいですが、1日のトータルでしっかり眠れていれば問題はないようです。

良質な睡眠が取れているかを客観的に評価するためには、一日トータルの睡眠時間が指標になります。ご質問者様のお子さんは、夜中に起きずに眠れてトータルの睡眠時間も12時間以上確保出来ているようですので睡眠時間としては充分でしょう。生後10カ月でしたら、朝ご飯を食べた後の午前中に昼寝をすることともよくあります。(看護師)
生後10カ月の赤ちゃんの睡眠時間は、約11~13時間です。この時期になると生活サイクルが整い夜も比較的まとまって寝てくれるようになりますが、個人差があります。(看護師)

徐々に生活のリズムをつけてあげて

日光を浴びさせたり、夜早めに就寝させることで生活リズムが整います。お昼寝をし過ぎないよう、注意してあげましょう。

お子さんの脳は、大人に比べてまだまだ成長過程にありますので成長を見守ってください。昼間にしっかり日光を浴びる習慣をつけることも、体内時計を整えるために大切です。昼間の時間帯にしっかりと遊んで活動すれば自然と脳が疲れますので、身体や脳自体を休めようとします。機嫌が良く、自然に目が覚めるのであればそのまま経過を見てください。徐々に生活のリズムが整っていくでしょう。(看護師)

質問者の場合には当てはまらないかもしれませんが、生活スタイルに対する参考意見もありました。

夜は21時ではなく20時までには就寝させ、6~7時頃に起こしましょう。起こす時は、朝になったことを知らせるためにカーテンを開けて朝日を浴びせるようにします。このようにすることで生活のリズムが整い、夜もしっかり寝てくれるようになります。(看護師)
午前中にしっかり昼寝をしてしまうと夜の睡眠に悪影響を及ぼしますので、午前中の昼寝はずっと寝かせっ放しにせず途中で起こしてください。睡眠が浅いと思う場合は、昼寝の時間を短くしたり寝る前にテレビを消して部屋を暗くして眠る準備を整えてあげてください。絵本を読むなど、静かな雰囲気を心掛けましょう。(看護師)

睡眠の質を客観的に判断することは難しいですが、まとめて寝ている、機嫌良く起きている状態であれば心配ないようです。「寝たい時に寝かせて良い」という意見と「生活リズムをつけるべき」と言う意見がありましたが、1日トータルして充分な睡眠時間を確保するよう努めましょう。


2017/05/27

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