調査・アンケート

キッズライン、育休明けの職場復帰トラブルに関する調査を実施

復職ママのトラブルの実態を調査

株式会社キッズライン(東京都港区六本木 代表 経沢香保子)は、弁護士ドットコムニュースと共同による「復職後のトラブルに関するアンケート調査」を実施ししました。

調査はキッズラインの利用者を対象に行なわれ、計269名分のアンケート結果を得たとのことです。

春先、新年度が始まる季節は、育休を取得していたママ達にとっても復職の時期でもあります。

うまく復職できるのがベストですが、トラブルになるケースも少なくないようです。

3割以上の人が復職に際しトラブルを経験

まず、産休及び育休明けに職場復帰を果たし、その際に育児に起因したトラブルを経験した人は31.2%でした。

およそ3人に1人の割合で、復職後に何らかのトラブルを経験していることになります。

トラブルの内容を見てみると、一番多いのが「仕事の範囲を狭められる、仕事が任されにくい状況におかれる」で36.3%。次いで「希望しない仕事内容、職種、部署への異動」26.3%、「同僚との関係が悪化」22.5%と続いています。

他に「有給休暇を減らされた」「上司の不理解」「暗黙の了解の残業」などの回答も見受けられました。

この中で上司とのトラブルとしては、
「上司が退職に追い込むために画策している」
「残業が無理ならアルバイトでと言われた」
「育児と仕事の両立は欲張りと言われた」
「上司の理解がなく、転職を余儀なくされた」
との声が挙がっていました。

また、育児短時間勤務などについてのトラブルとしては、
「社会人として恥ずかしくないのかと言われた」
「時短勤務は他の人の負担が大きいので遠慮するよう言われた」
「時短勤務で同僚の負担が増え、悪口を言われた」
「在宅勤務ということで給料が満額支払ってもらえない」
「部署に配属され仕事が与えられず、降格査定となった」
といったことがあったようです。

トラブル解決に行動した人は約4割

トラブルに対し反論や解決方法の提案など、何らかの解決のために行動した人は37.9%ででした。

具体的には
「上司や上層部、最終的には社長に直談判」
「職種の変更や減給の提案を受け入れなかった」
「育児と仕事を両立し迷惑を掛けないことを説明した」
「労働組合よ人事担当に相談した」
などの方法で解決を試みていることがわかりました。

こうした行動によりトラブルが「解決した」と答えた人は17.9%、「解決はしなかったが、状況は良くなった」と答えた人は33.3%で、約5割の人は事態が改善の方向に向っていると回答。

また、トラブル解決のために行動しなかった人の理由としては、「反論しても変わらないという諦めのため」が32.8%、「客観的に理解できる内容だったから」が28.4%と上位を占めていました。

他にも、「初めてで見通しが立たなかった」「この機会に転職を考えた」などの意見もありました。

参考サイト

株式会社キッズライン プレスリリース


2017/06/03

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この記事の監修/執筆

ニュース編集部