身体の発達

親の肥満体質は子どもに遺伝する?どれほど影響あるの?

ずっと太り気味で体型がコンプレックスだったというママから、息子も同じようになってしまうのではないかという悩みが寄せられました。親が肥満体質の場合、子どもにどれほどの影響があるのかについて専門家達の意見を聞いてみましょう。

4歳児のママからの相談:「親の体質は遺伝してしまうのか」

4歳2カ月の男児の母です。私自身物心ついた頃から太り気味で、身体を動かすことが得意ではありませんでした。体型をコンプレックスに感じていたため、息子にはそんな思いをして欲しくないと思っています。子どもが生まれて動くようになってからは、なるべく散歩に連れ出したりおやつの与え方に気を付けたりしていますが、幼稚園で他の子と比べるとちょっと大柄な気がします。それぞれ個性があることは百も承知ですが、親の体質や体型はどれほど子どもに遺伝するのでしょうか。(30代・女性)

太りやすい体質は遺伝する…

太りやすい体質は、ある程度は遺伝による影響を受けるといわれています。成長曲線やカウプ指数などを参考にしつつ、太りすぎに注意しましょう。

全てではないですが、親の体格が大きいことは子にも遺伝します。両親が共にそうなのかそうでないのかにもよりますが、身長やがっちりとした体型は、全く影響がない訳ではありません。(看護師)
多少大柄でも成長曲線内でしたら心配ありませんが、カウプ指数(子どもの発育の目安になる指数)が4歳児では16.5以上が太り気味、18以上では太り過ぎとされています。カウプ指数は体重(g)÷{身長(cm)×身長(cm)}×10で計算出来ます。更に身長が伸びてくると体重が追いつかない場合もありますので、極端でなければ様子を見守ってください。(看護師)

家族の生活習慣見直しが有効

家族に肥満の方が多い場合、遺伝だけでなく太りやすい生活習慣を共有していることも大きな原因のようです。食事や運動の習慣を見直し、太りにくい生活習慣にシフトチェンジするよう心がけましょう。

遺伝的な要因に加えて、生活習慣による影響も大きいです。一般的に肥満といわれる家庭では、炭水化物の摂取量が多かったりおかずも一皿にどんと食卓に並んでいたり、食物繊維の摂取量が少ないなどの特徴があります。運動習慣がないことも、摂取したカロリーが消費し切れず余剰分が脂肪として身体に蓄積します。おやつの内容を市販の物ではなく、素材本来の味が楽しめる物に変えるなど工夫してみましょう。(看護師)
出来るだけ規則正しい生活を送り、昼間は思い切り遊ばせてください。スナック菓子・ジャンクフード・炭酸飲料は避けてバランスの摂れた食事を心がけてください。だらだら食べたり偏った食事は、肥満の原因になります。(看護師)

やはり太りやすい体質は遺伝するようです。成長曲線やカウプ指数を参考に、太りすぎに注意しましょう。生活習慣の影響も大きいため、家族で食事内容や運動の習慣を見直すことも大切です。


2017/06/01

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