身体の発達

成長曲線より小さい4歳児ですが、どうしたらいいの?

子どもの健やかな成長は、親の願いですよ。4歳の我が子が成長曲線よりも小さいことに対し、心配しているママから相談がありました。専門家は、どのように答えているでしょうか。

4歳児のママからの相談:「健診で成長曲線より小さいことを注意されました。それなりにご飯は食べているのですが・・・」

4歳の男の子を持つ母親です。1歳半健診の時、体重が成長曲線の平均値に達していないと注意を受けました。しかし、それなりにご飯は食べています。ご飯の前におやつは与えず、晩御飯の後に少しだけご褒美のお菓子類をあげています。現在13kgで幼稚園の周りの子どもたちと比べて特別小さいようにも見えませんが、成長曲線の平均値よりはかなり小さいです。3歳児健診の時にも注意を受けましたが、心配すべきことなのでしょうか?(40代・女性)

成長曲線から大幅に下回る場合は注意が必要

体重を気にしすぎる必要はありませんが、健診で指摘されたり成長曲線を大幅に下回る場合は栄養の摂り方を改善する必要があります。

成長には個人差がありますが、幼児は産まれてから日々成長曲線に沿って身長や体重が増えます。成長曲線から大幅に下回っている場合は、発育不全と考えられます。発育不全の原因には内因性と外因性があり、身体的に問題がなければ食事の摂り方や生活習慣が影響しています。発育不全の場合は体だけでなく脳の発達も遅れるため、運動能力の低下に加え学習能力も低下します。また、それまでの成長過程がどうだっかを振り返ることもとても大切です。産まれてから4歳になるまでずっと小さいのであれば、仮に平均値より低くても心配しすぎなくてもいいこともあります。(看護師)
お子さんによって同じ年齢でも体格や活動内容は異なりますし、過剰に気にし過ぎる必要はありません。しかし、体重が少ないことを健診で指摘されたのであれば改善していく必要はあります。(看護師)

おやつや食後にあげる食品には、栄養を考えた物を

身体の成長には、おやつも必要です。しかし、おやつや食後に与える食品は、補食になるものを選びましょう。

日中におやつを与えていますか?子どもの成長には、朝・昼・夕の食事以外におやつから摂取する栄養も成長には欠かせません。幼稚園でおやつをもらっていると考えますが、幼稚園に通わない日も出来ることなら与えてください。与える内容もスナック菓子ではなく、季節の果物やヨーグルトなどを与えましょう。可能であれば、お母さんも時間を作って一緒に摂るようにしてください。お母さんと一緒に食べた記憶は、情操教育には大切です。(看護師)
それなりにご飯を食べているのでしたら、何でもバランス良く食べられるようにしてください。ご飯の後は、お菓子より果物・ヨーグルト・牛乳プリンなど補食になるものにしてください。ご褒美ということが気になったのですが、嫌いな物を食べたらお菓子をあげるとか全部食べたらご褒美をあげるといった駆け引きはあまりお勧めしません。(看護師)

体型や活動内容には個人差があるため、体重を気にし過ぎる必要はないようです。ただし、成長曲線を大幅に下回っている場合や経時的に見て突然成長が遅くなってきた場合は、栄養の摂り方を改善したほうが良いようです。適度におやつも与えつつ、出来れば果物やヨーグルトなど補食になるものを選びましょう。


2017/06/03

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