アトピー性皮膚炎

子どものアトピー性皮膚炎、幼稚園に入ったらどうケアすべき?

幼稚園に入ったら、子どものアトピー性皮膚炎はどのようなケアを行えばいいのでしょうか。ママの手が届かない間、症状を悪化させないために出来ることはあるのでしょうか。専門家に聞いてみました。

3歳児のママからの相談:「幼稚園に入ったらアトピーのケアはどうすべき?」

息子は生後2カ月頃から酷い湿疹や肌荒れが目立ち、皮膚科に通って保湿剤やステロイドを症状に合わせて使い分けてきました。食物アレルギーもありアトピーが酷かったのですが、2歳の誕生日を過ぎて急に改善されました。このまま良くなればいいのですが、次の春には幼稚園へ入園します。家ではすぐに対応出来ますが、私の手から離れるためアトピーの状態がとても心配です。良い時は何日も薬は要りませんが、汚れたらすぐに洗い流さないと赤くなります。幼稚園にいる間、どうしたらいいでしょうか。(40代・女性)

症状を引き起こす食品や環境を把握して。ストレスが原因となることも

何が原因で症状が起こるのか、把握しておくことが大切です。ストレスケアも心がけましょう。

アトピー性皮膚炎は成長と伴に改善しますが、何かのきっかけ(食品・季節・環境など)で症状が出ることがあります。普段は症状がなくても、身体に合わない食品や素材に触れるとそれがアレルゲンとなり症状が出る場合があります。症状が再燃する可能性のある食品や、環境を把握することが大切です。(看護師)
人によって幼い頃にアトピー性皮膚炎であっても、大人になると薬が必要ない状態になる方もいます。お子さんもそのタイプかと思われます。(看護師)
疲労やストレスで身体の抵抗力が低下すると、症状が悪化する場合があります。帰宅後はたくさん甘えさせ、幼稚園での不安やストレスを解消してあげることも大切です。症状が酷くなったら早めに病院に行きましょう。(看護師)

幼稚園に事情を話し理解を求めて。着替えや薬など必要なものの用意も

着替えや薬などケアに必要なものを持たせ、可能であれば園に事情を話して協力をお願いしてみてはいかがでしょうか。

先生に理解と協力をお願いしてみましょう。食べたり触れてはいけない物を伝える・汚れたり汗をかいたら洗ってもらい、必要なら着替えさせてもらうなどの対処や約束ごとを具体的に伝えましょう。最初のうちは、帰宅後に全身をチェックして症状が出ている部分がないか見てあげましょう。(看護師)
幼稚園によって対応方法は違うとは思いますが、可能であれば園に事情を話して強力をお願いしてみましょう。着替え・身体拭きシート・タオル・内服や軟膏を持たせ、汚れたら拭いたり着替えさせてもらい、痒みがあれば軟膏を塗ってもらいましょう。しかし、園によっては難しいこともあると思います。社会生活を始める上での不安もあるとは思いますが、成長の過程でどうしても通る道です。一つ一つ自分で対応出来るようになるためにも、少しずつお子さんが出来ることを増やして対応出来るように教えてあげましょう。 (看護師)
もし食物アレルギー(特にアナフィラキシー)があれば、食べられない物リストを作って十分に注意してもらってください。園で対応出来ないと言われたら、お弁当やおやつ持参になるかもしれません。環境の変化によるストレスも、症状を悪化させる場合があります。お子さんには事前に幼稚園に通うことを話し、友達が出来ることや色々な遊びが出来ることなど前向きな説明をしましょう。(看護師)

アレルゲンとなる食品や環境を把握することが大切です。着替えやタオル、薬などを持たせて可能な範囲で幼稚園にも理解と協力をお願いしてみましょう。また、自我を成長させるいい機会でもあるため、少しずつ出来ることを増やせるように促してあげましょう。


2017/06/05

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