風疹

生後4カ月で風疹になることはある?かかった場合の症状や予防法

風疹の予防接種は1歳以降に行われますが、1歳になるまでの時期に注意すべき点について専門家に聞きました。

生後4カ月の子どものママからの相談:「4カ月の子が風疹に感染することはある?かかった時の症状と予防法は?」

4カ月の乳児と上に2人兄弟がいます。上の2人は風疹の予防接種はしていますが、4カ月の赤ちゃんでも風疹になることはあるのでしょうか?赤ちゃんが感染した場合にも、大人の症状と同じような状態になるのでしょうか。また風疹が流行しやすい時期はいつ頃で、予防のために気をつけることや赤ちゃんだからこそ注意した方が良いことがあったら知りたいです。もしかかってしまった場合は、どのような治療を行うのかも教えてください。(30代・女性)

生後6カ月以降~予防接種を受けるまでの時期は注意

生後4カ月の時期は、まだママからの抗体が残っているためこの時期に風疹になることはほとんどないようです。しかし、生後6カ月~予防接種を受ける1歳までの時期は、ウィルスにさらされないよう注意が必要です。

4カ月のお子さんはまだお母さんからの免疫で守られている時期であり、免疫機能があれば感染しにくいと思われます。しかしお母さん由来の免疫も生後6カ月を過ぎる頃から弱くなるため、1歳の予防接種の時期までは風疹になる確率が高まります。ここ数年の日本全国の傾向は、年間100~300例ほどの散発的な報告があります。そのため流行情報に注意を払うことも大切ですし、予防接種を行うまでは、疑わしい症状がある人との接触を制限することが大切です。(小児科専門医)
通常、生後6カ月頃までは母親由来の免疫で守られています。生後4カ月でしたらママからの免疫がまだ残っているはずですので、通常は感染しません。妊婦さんにうつると先天性風疹症候群などを起こし、胎児の正常な発達が妨げられてしまうことがあります。(医師)

主な症状は発熱と発疹

風疹の主な症状は、発熱と発疹です。乳児がかかりやすい病気とよく似ていますので、疑わしい時は必ず専門医を受診してください。

風疹の潜伏期間は、2~3週間程度です。感染した場合、赤くて細かい発疹や発熱が出たり首から後頭部にかけてのリンパ節が腫れることが多いです。基本的に抗ウィルス薬などの特効薬はなく、発熱などの症状に対処しながら経過を見ることで多くは自然に治ります。(医師)
風疹の症状は、成人も赤ちゃんも発疹・発熱が基本症状です。赤ちゃん特有の病気で、風疹と同じような症状が現れるものもあります。それらを鑑別する意味や風疹の合併症の判定のためにも、疑わしい時には必ずかかりつけの先生に相談下さい。治療方法は対症療法が中心であり、脱水にならないように注意したり適宜熱冷ましを行います。(小児科専門医)

生後6カ月~予防接種を受けるまでの時期は、免疫が少なくなるので特に注意が必要です。基本的に特効薬はなく、症状に対処しながら経過を見ることで多くは自然に治るようです。しかし、気になる症状がある時は、必ず専門医を受診しましょう。


2017/06/11

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