溶連菌

溶連菌感染症で身体中に湿疹が出ることはありますか?

溶連菌感染症は子どもが感染しやすい感染症の一つで、高熱や喉の痛みなどが特徴的な症状です。子どもの身体中に湿疹が出て病院へ行ったところ、溶連菌感染症と診断された相談者さん。溶連菌で湿疹が出ることはあるのでしょうか?

11歳児のママからの相談:「身体中に湿疹が広がり病院を受診すると、溶連菌と診断されました」

6年生の次男は、普段から乾燥肌でよく身体をかきむしります。先日の夜も眠れない程ひどく痒がり、翌朝にはお腹から脇や背中、股にも赤い湿疹が広がっていました。小児科を受診すると、溶連菌の検査に引っかかりました。溶連菌は小さな子どもしか感染しないと思っており、しかも湿疹が出るとは知らず驚きました。溶連菌感染症に年齢は関係無いのでしょうか?今後再感染すると、また湿疹が出るのでしょうか。(40代・女性)

子どもの罹患率が高いが、大人でも感染することも

溶連菌感染症は、小さな子どもがよく感染しますが大人でも罹患することがあるようです。主な症状は発熱や喉の痛み、腹痛や吐き気や湿疹など様々で、毎回同じ症状が現れるとは限らないようです。

溶連菌の好発年齢は、学童期低学年です。しかし高学年で発症することもありますし、成人になってから感染する方もいます。溶連菌に感染するリスクは一度だけではなく、2回3回と繰り返すこともあります。(小児科専門医)
溶連菌は小さいお子さんがかかることが多いですが、大人でも感染する可能性があり決して珍しいことではありません。高熱が出たり、喉の痛みや全身の発疹などが代表的な症状です。湿疹は溶連菌の菌による反応なので、感染した場合は発疹が再び出ることもあります。(看護師)
溶連菌に感染して皮膚症状が出るのは、珍しいことではありません。皮疹以外にも発熱や喉の痛み、腹痛や嘔気など溶連菌の症状は多岐に渡ります。また、毎回同じような症状が出るとは限らず、同一個人であっても先に挙げた多様な症状がその都度その都度異なって現れることもあります。そのため、再度溶連菌に感染したとしても皮膚症状が現れるとは限りません。(小児科専門医)

手洗いうがいをしっかり行い、疲れやストレスを溜めないよう心掛けて

溶連菌を予防するために、通常の風邪予防と同様に手洗いうがいをきちんと行うことが推奨されています。また、疲れやストレスを溜めないよう日頃から規則正しい生活習慣を身につけることも大切です。

風邪の場合は鼻水や咳を伴うことが多いですが、溶連菌はそのような症状を自覚することは少ないです。大人の場合は、のどが痛いと風邪かな?と思い受診しないことも多いのですが、実は調べてみたら溶連菌だったということもあります。再発予防のためには手洗い・うがいをしっかりと行うこと、栄養をしっかり摂ること、疲れやストレスを溜めないようにすることが大切です。(看護師)

小さな子どもの感染率が高い溶連菌ですが、成長してからもかかる可能性は十分にあり、症状は毎回同じとは限らないようです。日頃から手洗いうがいを習慣づけて、規則正しい生活を送り免疫力を高めておくと良いでしょう。


2017/06/14

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