中耳炎

赤ちゃんの滲出性中耳炎。風邪を引いていない時でも鼻の奥で蓄膿のような音がします…

6カ月の赤ちゃんのママから、滲出性中耳炎と診断されたお子さんについての相談がありました。風邪を引いているときは病院で鼻水を吸ってもらっているのですが、風邪を引いていない時も、鼻の奥で蓄膿の症状のような音がしており心配されています。風邪を引いていない時でも、病院で吸引してもらいに行った方がよいのでしょうか?という質問に、耳鼻咽喉科の看護師さんが回答しています。

6カ月のお子さんのママからの相談:「滲出性中耳炎と診断されてしまいました…」

現在6カ月のお子さんが滲出性中耳炎の診断を受け、よく鼻風邪を引き、風邪症状がない時でも蓄膿のような音が鼻の奥から聞こえるとのことです。鼻水が出ていなくても病院で吸引して貰った方がいいのか、疑問に思われていますが…

子供が新生児のときから聴力検査で引っかかっており、3カ月の時に滲出性中耳炎と診断されました。よく鼻風邪を引いていて、鼻の奥で蓄膿のような音がします。かかりつけの小児科で何回か鼻水を吸ってもらいましたが、風邪を引いていない時でも泣くと蓄膿のような音がするので、風邪症状がなくても吸引してもらいに行った方が良いのかどうか、悩んでいます(30代・女性)

そもそも滲出性中耳炎とは?どうすれば治るの?

そもそも滲出性中耳炎を発症する理由は何なのでしょう?また、どうすれば直すことができるのでしょうか?耳鼻咽喉科ナースのアドバイスを見てみましょう。

鼻水が出ていると鼻と耳を繋ぐ耳管という管が塞がれ、鼓室という鼓膜の奥の空間に陰圧の内側に引っ張る力がかかり、身体から水分が滲みだしてくることで起こるのが滲出性中耳炎です。(耳鼻咽喉科看護師)
小さいお子さんではこの耳管が短いことや抵抗力が弱いことが原因で風邪を引きやすく、中耳炎になりやすいのです。風邪を引かないようにする、鼻水が出てきたら吸ってもらうなどの対処が一番です。鼻を治さないと滲出性中耳炎も治りません。(耳鼻咽喉科看護師)

鼻水が出ていないと吸引はできませんので、風邪を引いたらすぐ病院受診を!

小さい子供の場合、耳管が短いために鼻風邪と中耳炎が直結してしまうことが多く、鼻が治らないと中耳炎も治りません。しかし鼻水が出ていない時に病院を受診しても吸引はできませんので、風邪を引いたらすぐに受診する対応方法でいいと、看護師さんはアドバイスしています。

風邪症状がなく鼻水が出ていない時は、病院で吸っても吸えませんので吸引しに行く必要はありません。風邪を引いたかなと思ったら、すぐに受診するという対応がよいと思います。(耳鼻咽喉科看護師)
耳鼻科や小児科で鼻を吸引する際は、副鼻腔という鼻の両脇の空間に溜まっている鼻水も吸っています。鼻水が前の方に出てこないけれど奥のほうでたまっている、というケースも多く見られます。医師はそのあたりを見極めながら治療しているので、鼻水が出なくなったからという自己判断をせず、治療が終了するまできちんと通院することが大切です。(耳鼻咽喉科看護師)

中耳炎に関しては、鼻を治すことが一番肝心だと看護師さんは説明していますね。ただし風邪を引いていない時に病院を受診しても鼻水の吸引はできませんので、風邪を引いたらすぐ受診!という素早い対応を心がけてみてください。

>>子どもの中耳炎の原因と症状、ママができる治療法とは?


2014/08/09

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