添い乳

2015/04/19

添い乳のメリット・デメリットと卒乳方法とは?

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添い乳のメリット・デメリットと卒乳方法とは?

赤ちゃんに母乳をあげる際、添い乳で授乳することもあるでしょう。赤ちゃんはすぐに寝てくれるしママの身体も楽なのですが、添い乳がクセになると卒乳が遅くなるのではという悩みに、看護師さんたちは何と答えているのでしょうか。

添い乳についての相談:「添い乳をしているのですが、赤ちゃんの乳離れに影響が出ることはないのでしょうか?」

生後半年の赤ちゃんの夜の授乳の際添い乳をしていますが、癖になってやめさせるのが大変だし添い乳じゃないと寝ないようになるからよくないと周囲に言われます。しかし、添い乳の方が私の身体も楽で赤ちゃんも安心するのかよく飲んでくれて、そのまま寝ることが多いです。でも、いざ卒乳と言うときに乳離れができないと正直困るので、添い乳をやめようかと悩んでいますが、添い乳は卒乳に影響するのでしょうか。 (20代・女性)

ママの身体も楽で赤ちゃんも安心

添い乳はママの身体が楽なだけではなく、赤ちゃんもそばにママの温もりを感じることができて安心します。ただしデメリットもあるので、看護師さんからの以下のアドバイスを参考にしてみてください。

∇メリット∇

添い乳はママの身体の負担が少なく、すぐに授乳できることがメリットです。添い乳に慣れると卒乳が遅れることもあると言われているようですが、添い乳・添い寝は赤ちゃんに安心感を与え赤ちゃんの眠りの質がよくなることから、推奨する意見もあります。(産科看護師)
親子の絆を深め、赤ちゃんが目覚めた時の不安を少なくしたり夜泣きを防げるだけでなく、授乳のタイミングが把握しやすいと言われています。(産科看護師)
ママも横になりながら授乳できて身体の負担が少ないですし、赤ちゃんもママの体温と匂いを直に感じて安心して休むことができます。(消化器科看護師)

∇デメリット∇

添い寝が原因で、ママの腕や身体で赤ちゃんを圧迫して窒息させる事故も起きています。ママも疲れて深い眠りに入ってしまうと、無意識のうちに寝返りをして赤ちゃんに覆い被さることもあるので、ぴったりと寄り添うのではなくクッションや枕で間をおいたり、少し距離をあけて眠るとよいでしょう。(産科看護師)
楽な姿勢となると同じおっぱいから授乳することが増えるため、乳腺炎のリスクもあります。できるだけ両方のおっぱいから授乳するよう心掛けましょう。(産科看護師)

赤ちゃんの眠りが浅くなるなら控えた方が

添い乳は、夜の授乳時のみと決めてしまうのもよいでしょう。しかし、添い乳で眠っても赤ちゃんがすぐに起きてしまうような場合、少し控えた方がよいと看護師さんは説明しています。

赤ちゃんの睡眠サイクルは短く、眠りが浅くなったタイミングで目の前におっぱいがあると、それで目が覚めてしまったりおっぱいがないと眠れなくなるという癖がついてしまいます。添い乳を始めてから赤ちゃんの睡眠が浅くなった、頻回に起きるようになったという場合、添い乳は控えた方がよいかもしれません。添い乳の後ぐっすり眠っているようなら、様子をみて継続しても大丈夫です。(消化器科看護師)
卒乳が心配なら、昼間は抱っこで授乳をして添い乳は夜だけと決めてもよいでしょう。しかし卒乳には個人差があり、遅れても添い乳が原因とは限らないため、卒乳の時期までは続けてもよいと思います。(産科看護師)

卒乳が遅れるかもしれませんが、夜間だけと決めて添い乳をするのは問題ないでしょう。赤ちゃんの窒息防止のため、少し隙間をあけて休むようにすると安心ですね。


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