腰痛

2015/04/19

体重増加やお腹の痛み。妊娠中の注意点とは?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

体重増加やお腹の痛み。妊娠中の注意点とは?

妊娠すると、これまで経験したことのない様々な異変が身体に起こります。急激な体重増加やお腹の痛みなどの不安を抱える妊婦さんに、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているのでしょうか。

妊婦さんからの相談:「脇腹の痛みや妊娠中の食事。色々と気になります」

日に数回ほど左脇腹あたりが痛み、寝ると落ち着きます。他にも足のむくみや入浴中の胎動が気になり、お腹が苦しくてゆっくり浸かるのも大変です。何か良い対策はあるでしょうか? あと、栄養や体重増加に気をつけなければいけないと思っても甘いものやお菓子がほしくなってしまいます。食生活などでどのような注意が必要でしょうか?。(30代・女性)

急激に皮膚が伸びて痒みを感じることも

お腹が大きくなるにつれ皮膚が伸び、痒みやチクチクした感じがするのかもしれません。また靭帯が伸びることで、下腹部に痛みを感じる人もいるようです。

急激に皮膚が伸びたり、ホルモンの影響で肌が敏感になっているため痒みやチクチクした感じがあるかと思います。皮膚がつっぱるような痛みなら楽な姿勢をとり、入浴後に保湿クリームなどでケアをするとよいでしょう。(産科看護師)
足の付け根や下腹部に痛みが出る時がありますが、これは子宮を支える靭帯が伸びているためと言われています。お腹のチクチクする痛みも、靭帯が伸びているせいかもしれません。(内科看護師)

色々と気をつけたい生活習慣!

塩分の摂りすぎはむくみの原因になりますし、カロリーの摂りすぎは急激な体重増加につながります。その他にも妊娠中の生活習慣について、看護師さんからいくつかのアドバイスをいただきました。

妊娠中は便秘にも注意が必要です。乳製品や繊維質を含む食品、オリゴ糖には便を柔らかくする作用があるのでバナナやプルーンなどを食べるとよいでしょう。水分は麦茶などのノンカフェイン飲料での摂取もよいですが、ゴボウ茶だと便秘解消にも役立ち利尿作用もあるのでむくみ予防にもなります。(産科・婦人科看護師)
貧血予防に鉄分を含む食品も食べましょう。あさりの佃煮などはレバーよりも鉄分量が多く、乾燥青のりや乾燥ひじきも鶏レバーの数倍の鉄分が含まれており、他にもほうれん草や納豆など色々な食材に含まれます。鉄分は身体に吸収されにくいため、緑黄色野菜や果物などビタミンを含む食品と一緒に摂ったり、食後に果物を食べるのもよいです。(産科・婦人科看護師)
1日の必要カロリーは妊娠初期(16週未満)1850kcal、中期(16~28週未満)2050kcal、末期(28週以降)2250kcalと言われています。間食は小魚やこんにゃくゼリーなど、カロリー控えめのものがよいです。(一般内科看護師)
塩分の過剰摂取は食欲が増し、むくみも悪化するため、日本人成人女性の必要量である7.5g以内に収めましょう。カリウムは体内のナトリウム(塩分)を尿とともに排出する作用があるため、大豆製品や海藻類などを食べるとむくみ防止になります。また血行がよくなればむくみは改善されるので、特に下半身を暖かくしましょう。(一般内科看護師)
一般的に果糖を多めにとって安静にしていると赤ちゃんが大きくなりやすいと言われています。間食は果物にして、その後は横になるようにしてみてください。(一般内科看護師)

妊娠中は色々と気になりますが、あまりストレスをためないことも大切です。看護師さんからのアドバイスを参考に、できることから始めてみてはいかがでしょうか。


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