体重管理

2015/04/22

妊娠期の体重増加…これ以上増やさないためにはどうしたらいいの?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠期の体重増加…これ以上増やさないためにはどうしたらいいの?

妊娠中の体重コントロールは多くのプレママにとって悩みのタネ。体重の増えすぎを防ぐためにはどのようなことをこころがければよいのでしょうか。専門家のみなさんに聞いてみました。

プレママからの相談:「体重をこれ以上増やしたくないです、どのような対策がありますか?」

私は妊娠5か月目になります。もともと体重が2キロ増えた状態で妊娠し、今は5キロほど増えています。医師からは特に指示はありませんが、増えすぎると難産になりやすいと聞きました。体重が増えすぎないようにするにはどうしたらよいでしょうか。(20代・女性)

一般的な体重増加は8~10kg。出産に備えて適度な運動が大切

体重の増えすぎ予防には毎日の体重チェックが有効です。安産のためにも適度な運動を心がけましょう。

お腹の中の赤ちゃんと合わせて二人分食べなければと思いがちですが、実は食べた栄養がそのまま赤ちゃんにいくわけではありません。お母さんの身体に蓄えられてから必要な栄養分だけが赤ちゃんにいき、あまった分はお母さんの身体に蓄えられていきます。(産科・婦人科看護師)
妊娠中の体重増加は8~10kgが一般的です。増えすぎると高血圧やむくみを起こしやすく、妊娠高血圧症のリスクもあります。産道に肉がついてしまうと赤ちゃんが通りにくくなり、難産にもなりやすいです。(産科・婦人科看護師)
運動には筋肉を鍛えたり、ストレス解消や摂り過ぎたカロリーの消費、肩や首のコリの緩和といった利点があります。ヨガやスイミング、ストレッチ、妊婦体操や近所の散歩・買い物など適度な運動をするようにしましょう。(一般内科看護師)
体調の悪い時や、医師から制限があったら運動は控えましょう。(産科・婦人科看護師)

食生活も見直して。腹八分目を心がけ、バランスよい食事を。

欠かせないのが食生活の見直し。腹八分目でバランスよく食べましょう。

体重コントロールの基本は食事です。極端に量を減らすのではなく、間食をやめ、腹八分目でバランスのとれた食事を心がけましょう。(産科・婦人科看護師)
妊娠初期(16週未満)の必要カロリーは1850kcal、中期(16週~28週未満)で2050kcal、妊娠末期(28週以降)は2250kcal。食事と間食合わせてこの範囲に収まるようにしましょう。(一般内科看護師)
色々なおかずを少しずつよく噛んで食べると満腹感があります。口寂しい時は飴やガムを噛みましょう。(産科・婦人科看護師)
妊娠中の塩分控えめは原則ですが、むくみがでたら水分も摂りすぎないようにしましょう。カリウムは身体にたまった余分なナトリウムを排出してくれます。リンゴやバナナ、イモ類や豆類、海藻類などがオススメです。(産科・婦人科看護師)
塩分の過剰摂取は食欲を増大させ、体内に水分を停滞させてむくみの原因になります。醤油の代わりにポン酢やほかの調味料で味付けをすることで対策ができます。(一般内科看護師)
間食には果物や野菜、おしゃぶり昆布やこんにゃくゼリー、おからクッキーなど健康的でカロリーの低いものを選ぶようにしましょう。お茶はノンカフェインの麦茶やルイボスティー、たんぽぽ茶などがオススメです。(一般内科看護師)
趣味やマッサージ、リラクゼーションなどでストレス解消することで、食べたいという欲求を抑えることもできます。(一般内科看護師)

体重をチェックしつつ、適度な運動とバランスが取れた食生活を心がけましょう。体調が悪いときや医師の制限がある場合、おなかに張りを感じたときは運動を控えるようにした方がよいようです。


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