授乳の基礎

2017/06/18

授乳が原因?おっぱいの大きさの左右差は改善出来る?

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授乳が原因?おっぱいの大きさの左右差は改善出来る?

母乳育児中は、乳腺がどんどん発達します。ところが、授乳期が終わり元の状態に戻った自分の胸を見てみると、左右の大きさに違いがあると相談者さんは悩んでいます。

おっぱいの大きさについての相談:「おっぱいの大きさに違いが。元に戻す方法はないのでしょうか」

おっぱいの大きさが左右で違います。原因は、子どもたちが左側ばかりを好み右をあまり飲んでくれなかったからだと思っています。左はおっぱいの張りがよくいくらでも大きくなりましたが、右はある程度張ると母乳が乳首から漏れ出ていたため左の方が大きくたくさん飲んでくれました。乳首の硬さも異なり、左はとても柔らかく右は硬めです。今後、左右同じ大きさに戻ることはないのでしょうか。(40代・女性)

元々おっぱいの大きさや母乳の出には左右差が

左右のおっぱいの大きさは全く同じではなく、母乳の出方にも左右差があるようです。授乳期に赤ちゃんが好んで飲む側のおっぱいが、より乳腺が発達して大きくなった可能性があります。

元々左右のおっぱいは同じ大きさではないのですが、片側ばかり授乳したために左右差が目立つようになったのでしょう。(看護師)
授乳後、おっぱいの左右差に悩んでいる方は多いです。母乳をあげ始めると乳腺は一気に発達して乳房が大きくなりますが、この時期に片側だけを多く授乳させることで片方の乳腺がより発達することで大きさに差が出てしまいます。(看護師)
元々母乳の出方には、左右差があるといわれています。赤ちゃんもよく出る方ばかり好んで飲むようになり、あまり出ない方を拒む赤ちゃんもいます。また、陥没乳頭などのトラブルがある場合は、赤ちゃんが吸いにくいため結果的に吸いやすい方のおっぱいをたくさん飲むこともあります。(看護師)

マッサージやストレッチなどで改善出来ることも

乳房マッサージやストレッチなど、おっぱいの大きさを整えるのに効果的な方法はいくつかあるようです。自宅でできる簡単なマッサージもありますが、不安なら助産師など専門家の指導を受けるのも一つの方法です。

バストケア用のクリームや、普段使っている美容液やクリームを胸全体に塗ります。脇の下から背中の脂肪も運ぶように中央に向かって胸を押し、次に胸の下から鎖骨に向かって胸を押し上げます。入浴後の身体が温かいうちに、小さい胸に対して念入りに10回程行います。一般的に、産後1年を経過すると自然に元の大きさに戻るといわれています。相談者さんは2年が経過していますが、試してみて下さい。(看護師)
元々女性の胸は左右対称でないことが多いため、全く同じ大きさに戻すことは難しいでしょう。しかし、大胸筋のレーニング・乳房マッサージ・ストレッチ・適切な下着選びなどで改善が期待出来るといわれています。ただし自己流で行うと乳腺を痛める可能性があるので、助産院や病院・育児支援センターなどで相談してみたほうがいいでしょう。専門家の指導のもと、適切な方法で改善を目指しましょう。(看護師)

授乳後におっぱいの左右差に悩んでいる方は多いようです。ご紹介したマッサージの実践や、自己流で不安な場合は母乳外来や育児支援センターで相談してみましょう。


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