低温期

低温期に体を冷やさない温活をしない方がいいってホント?

妊活には様々な方法がありますが、身体を温める「温活」に効果があるというのは本当なのでしょうか。一方で、低温期には温活しない方がいいという噂もあります。いったい何が本当なのでしょうか。またその根拠は何なのでしょうか。専門家に聞いてみました。

妊活についての相談:「温活は妊活の役に立ちますか?」

結婚5年目、妊活は1年半程です。結婚前から基礎体温はつけており、クリニックの先生に見せたところ2層になっているので問題ないといわれました。他の検査も夫婦共に異常なしで、タイミングの問題といわれています。子宝に良いと聞き温活に力を入れていますが、低温期間中はしない方が良いとも聞きました。温活で低温期の体温が異常に上がったりすることはあるのでしょうか。(30代・女性)

身体を温めると自律神経やホルモンに好影響を。やり過ぎは逆効果に

身体を温めることは自律神経やホルモンのバランスに良い影響を与えるようですが、やり過ぎてストレスになってしまうと逆効果とのことです。

温活は、内容にもよると思います。身体を冷やさないようにすることで自律神経の乱れを予防出来ますし、ホルモンバランスを整える効果が現れるかもしれません。しかし、それだけで基礎体温・基礎代謝が急激に上昇することはないと思います。(看護師)
温活は、負担のない程度に行ないましょう。冷え症だからと、夏場に靴下に腹巻をするとストレスになりますよね。ストレスを感じるとホルモンバランスに影響します。冷え症対策だからとなんでもかんでも実践するのではなく、自分自身でストレスを感じずに継続出来ることを行ないましょう。(看護師)

温めるだけじゃなく運動と食事を見直して。情報の取捨選択を

身体を温めても体温が上がるわけではないようです。体温を上げるには、適度な運動と食生活の見直しが有効です。きちんと根拠が明確になっている情報を取り入れましょう。

体温は筋肉の動きで生産されますので、筋肉量を上昇させるような運動は効果的だと考えます。熱を作る能力が高くなるので効果的ですが、腹巻きや靴下で温めても体温を上げることはなく「保温効果がある」「冷えないようにする」という効果のみです。できれば自分で熱を作り出せるような温活をお勧めします。グッズなどで基礎体温を高めるのも良いですが、生活習慣の改善や運動を中心に行いましょう。(看護師)
情報に振り回されると、かえってよく分からなくなってしまいます。根拠や研究結果が書いてあることを実践しましょう。血液循環を良くするには、身体を温めて適度に運動することが有用ですしストレス発散にもつながります。血液循環が良くなれば代謝も上がります。腸内環境を整えてくれる発酵食品は、代謝を上げるのに有効です。しかし、温活で極端に体温が上がることはありません。(看護師)

身体を冷やさないことは、自律神経やホルモンのバランスに良い影響を与えるようです。しかし、やり過ぎてストレスになっては逆効果とですので無理のない範囲に留めましょう。また、温めるだけでは保温効果はあっても体温は上がらないようです。適度な運動や食生活を見直し、体温を上げる温活にも取り組むことをお勧めします。


2017/06/21

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