立ち会い出産

2015/04/24

立ち会い出産は少数派?多数派?その実態は?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

立ち会い出産は少数派?多数派?その実態は?

父親の自覚が芽生えるといわれる立ち会い出産。実際はどうなのでしょうか?専門家に聞いてみると意外な実態が明らかになりました。

妊婦さんからの相談:「立ち会い出産する人は多いですか?」

初めての妊娠で今7か月目です。夫が出産に立ち会いたいと言います。夫の気持ちはわかるのですが、落ち着いて出産できないといやだし、恥ずかしいので外で待っていてほしいです。実際に産婦人科では夫が立ち会うケースは多いのでしょうか。できれば割合を数値で知りたいです。(20代・女性)

立ち会い出産は賛否両論。禁止している病院も。

意外にも立ち会い出産を禁止している病院もあるようです。常によい結果になるとは限らないとの意見もありました。

立ち会い出産には賛否両論があり、禁止している産院もあります。立ち会うことで父親としての自覚が芽生え、出産に感動したり、痛みを分かち合うことで、妻や子供に対する愛情が深くなる人もいますが、逆に大量の出血を伴う壮絶な場面を目の当たりにし、出産の場面がトラウマになり、産後の夫婦生活ができなくなる場合や、赤ちゃんが怖くて子育てに協力できない場合もあります。(産科・婦人科看護師)
これまで見てきた立ち会い出産では、妻に付き添って一緒に呼吸法をしたり手を握ったりして応援し、赤ちゃんが産まれると感動して「ありがとう」とは言うものの、赤ちゃんが運ばれていくと、お母さんを放って赤ちゃんにつきっきりというケースがほとんどでした。赤ちゃんが産まれる時点で出産は終わったと思うのでしょうね。出産が胎盤がでるまでという考えが旦那さんにはなかったのかもしれません。(産科・婦人科看護師)

立ち会い出産の割合は約3割。夫婦で話し合って結論を。

データによれば立ち会い出産の割合は約3割。多数派とまではいえないようです。

個人的な意見としては分娩の大変さを知ってもらうためにも立ち会ってほしいですが、妻の立場としてはいきむ姿を見られたくない、排便を伴うこともあるので恥ずかしいという気持ちもあると思います。(産科・婦人科看護師)
私のまわりでは1人目の時に立ち会い、2人目は立ち会わないケースが多いです。その理由が1人目の時に倒れたり、うるさかったり、何もしない旦那に腹が立ったからというものばかりでした。(一般内科看護師)
2人目の時は上の子の世話もあり、立ち会いが難しいこともありますが、1度でも立ち会わせてよかったという声もあります。こんなに痛みを伴うものなんだと理解したようで、その後から前よりも家事を手伝うようになった旦那さんもいるようです。よい機会なので母の偉大さを見せてあげるのもよいかもしれません。(一般内科看護師)
ある病院のアンケートでは立ち会ったお父さんのほとんどが感動した、立ち会ってよかったと感想を述べています。ご主人が希望されているのなら是非立ち会っていただきたいと思います。夫婦でよく話し合って決断してください。(産科・婦人科看護師)

賛否両論あるものの、立ち会うことで父親の自覚に芽生えることも少なくないようです。夫婦でよく話し合って決めましょう。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加