水疱瘡

水ぼうそう予防接種後、顔に出来た水ぶくれは一体なに?

今回の相談者は、水ぼうそうの予防接種2週間後に娘の顔にたくさん水ぶくれが出来たという相談です。水ぼうそうになったのか、接種の副反応なのでしょうか?また、今後水ぼうそうになる可能性があるのでしょうか。

3歳児のママからの相談:「水ぼうそうの予防接種の後、顔に水ぼうそうの水ぶくれが出来た」

現在3歳の娘ですが、1歳の時に水ぼうそうの予防接種をしたところ2週間後くらいに顔にたくさん水ぼうそうのような水ぶくれができました。皮膚科で見てもらうと、水ぼうそうだと言われました。しかし、予防接種を受けた小児科では違うと言われ副反応でもないという診断でした。2回目の予防接種の後は、何も症状は出ませんでした。1回目の予防接種後は、本当に水ぼうそうだったのでしょうか。症状としては、顔だけでした。それとも副作用でしょうか。これから、水ぼうそうになる可能性はあるのでしょうか。よく分からないままで、気になっています。(40代・女性)

副作用として水ぼうそうを発症することも

水ぼうそうの予防接種には、生きたウィルスが使用されるため予防接種の副作用として水ぼうそうを発症することがあります。

水ぼうそうの予防接種は「生ワクチン」といって、毒性を弱くした生きた水ぼうそうウィルスを接種します。そのため、予防接種の副作用として水ぼうそうを発症することもあり得ます。相談者さんの場合は2週間後に症状が出たということですので、副作用として水ぼうそうが発症するタイミングとしては合致します。(小児科専門医)
稀ですが、水ぼうそうの予防接種をしたあと2~4週間後に全身に水疱性の発疹が出る場合があります。これは、予防接種の副作用と考えられます。通常は無治療で数日のうちに消失します。相談者さんの場合、予防接種の副作用であった可能性もあったと思います。一般的には1回の予防接種で約9割が抗体を作ることが出来るとされ、2回の接種でほぼ確実に抗体を作ることが出来るといわれています。(看護師)

予防接種の効果は期待できると考えられる

顔にできた水ぶくれの正体はともかく、2回接種しているのであれば効果が期待出来るようです。しかし、予防効果にも有効期間があり100%感染しないわけではありません。日頃からの予防対策が大切です。

水ぼうそうは、皮疹以外にも紅斑やかさぶたなど様々なタイプの皮膚の症状が混在することが特徴です。これまでに2回接種されているとのことですので、予防接種の効果としては期待出来るのではないかと思います。(小児科専門医)
ワクチンの有効期間は、個人差がありますが5~10年といわれています。年齢とともに抗体が減少したり、無くなってしまう場合もあります。予防接種をしても100%感染しないわけではありませんので、日頃から感染予防を心がけてください。(看護師)

水ぼうそうのワクチンには生きたウィルスが使用されるため、接種の副作用として水ぼうそうを発症することもあります。今回の水ぶくれの原因が水ぼうそうであるかどうかに関わりなく、2回の接種による予防効果は期待出来るためできれば接種したほうがいいでしょう。


2017/06/24

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