水疱瘡

水ぼうそうの予防接種を3回受けるよう勧められましたが…

一般的には2回受けることになっている水ぼうそうの予防接種ですが、医師から3回受けるよう勧められたという相談がありました。考えられる理由や、副反応のリスクについて、専門家の皆さんは何とアドバイスしているでしょうか。

2歳児のママからの相談:「予防接種の回数について」

水ぼうそうの予防接種は、手帳には2回と書かれています。しかし先日注射をしてもらった医院で「水ぼうそうが流行っているから、できたら2回ではなくて3回受けた方が確実だと思いますよ」と言われました。2回で十分だと感じていたのでその場では返事をしませんでしたが、水ぼうそうの予防接種は3回受けても副反応などは起きないのでしょうか。手帳に書いているよりも多く受けると、身体に何か影響が出そうで不安です。(20代・女性)

強い流行がある場合は勧められることも

水ぼうそうの予防接種は基本的に2回でよいといわれているものの、強い流行がある場合には規定回数より多めの接種が勧められることもあるようです。

水ぼうそうの予防接種は、基本的には2回の接種でほとんどのお子さんが免疫を獲得するといわれています。その一方で水ぼうそうに限ったことではないのですが、それまでの接種状況を加味した上で強い流行がある場合には既定回数よりも多めに接種するよう勧められることがあります。予防接種から時間が経つにつれて免疫力が弱くなるため、免疫力を再度活性化させることを目的に最終接種から時間を置いて追加で接種することもあります。(小児科専門医)
水ぼうそうの予防接種は、2014年から定期接種になりました。生後12~36カ月の子は、2回接種が標準になります。1回の予防接種で約9割が抗体を作るといわれていますが、より確実に抗体を作るために2回の接種を推奨しています。一般的には2回の接種で充分と思いますが、流行の季節のため3回目を勧められたのだと思います。(看護師)

副作用の可能性もある

予防接種には、稀ではありますが発赤や蕁麻疹のほかアナフィラキシーショックなどの副作用が起こることもあります。3回目の接種については、まずは担当の医師と十分にコミュニケーションを取ることが勧められています。

副作用が必ずしも無いわけではありません。3回目の水ぼうそうの予防接種を勧められた理由について、改めてかかりつけの先生にご質問されたほうがいいと思います。(小児科専門医)
予防接種の副作用には、注射部位の発赤・腫れ・痒みなどがあり、稀に水疱性の蕁麻疹が出るケースもあります。どの予防接種にもいえることですが、接種後30分以内にアナフィラキシーショックを起こす場合もあります。1回目・2回目と限らず、毎回の予防接種に起こり得ることであり、接種の度に注意することが大切です。(看護師)

水ぼうそうの予防接種は、基本的には2回で十分ですが、流行が強い場合には、規定回数より多めの接種が勧められることもあるようです。予防接種には副作用のリスクが伴うため、3回目の接種の検討にあたっては、担当の医師からしっかり説明をしてもらうことが勧められています。


2017/06/25

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