ヘルパンギーナ

赤ちゃんをヘルパンギーナから守るには?遺伝の影響はある?

ヘルパンギーナから赤ちゃんを守るには、どう予防したらいいのでしょうか。今回の相談者は、30代の男性です。奥さんが妊娠中で、生まれてくる赤ちゃんがヘルパンギーナに感染しないか心配しています。妊娠中に気をつけるべきことはどんなことでしょうか。また、ヘルパンギーナと遺伝は関係あるのでしょうか。専門家に聞いてみました。

ヘルパンギーナについての相談:「ヘルパンギーナの予防法と遺伝の関係について」

妻が妊娠して2力月なのですが、赤ちゃんが生まれた際にヘルパンギーナにならないようにするために注意すべきことは何でしょうか。私が子どもの頃は手足口病に感染しやすかった時代でしたので、遺伝が関係するのかどうかも知りたいです。生まれた子どもがヘルパンギーナにならないようにするためには、妊娠中に食べてはいけない食べ物などがあれば教えて下さい。(30代・男性)

ヘルパンギーナは遺伝と無関係。誰にでも繰り返し感染する

ヘルパンギーナには、遺伝による影響は特に確認されていないようです。夏風邪の一種で、誰でも感染するリスクがあります。

ヘルパンギーナは、幼児期のお子さんがよく感染し遺伝などに関係なく誰でも繰り返し感染するリスクがあります。もしかしたら遺伝的に感染しやすいこともあるかもしれませんが、現在のところはそういった因子については明らかにされていません。(小児科専門医)
ヘルパンギーナは、エンテロウィルス系のウィルスによる感染症で現在までのところ遺伝と関係あるという報告はありません。特効薬も予防注射もないため、一般的な風邪の予防となります。エンテロウィルスには複数の種類があるため、一度感染しても違う型のウィルスに感染すれば繰り返すことがあります。(看護師)

予防には手洗い・うがい・除菌が有効。妊娠中は特に注意を

ヘルパンギーナの予防には、うがいと手洗い、除菌が効果的なようです。妊娠中は免疫力が低下しやすいので、感染しないために注意が必要です。

ヘルパンギーナは夏風邪の一種であり、妊婦さんに関わらず一般的に出来る予防対策としては徹底した手洗いやうがいになります。可能であれば、マスクを着用することも有効な手段の一つです。確かに妊婦さんは免疫力が通常時よりも低下しやすいので、しっかりと栄養バランスの取れた食事を摂取することが感染予防には重要です。(小児科専門医)
お父さんの時代には、感染しやすい環境にあったのかもしれません。感染予防のために妊娠中に特に食べた方が良い物があるわけではなく、お子さんの成長のためには何でもバランスよく食べるようにして下さい。予防対策として、外出後のうがい・手洗いを心がけましょう。(看護師)
手洗いは30秒を目安に、爪の間・指の間・手首までしっかり洗いましょう。複数の人が触れるドアノブ・リモコン・スイッチ・水道の蛇口などは、次亜塩素酸ナトリウム(家庭用の塩素系漂白剤で代用可)で除菌して下さい。次亜塩素酸ナトリウムを使用する場合は、原液が皮膚に触れないよう注意しましょう。(看護師)

ヘルパンギーナは夏風邪の一種で、遺伝による影響はありません。予防にはうがい・手洗いを励行し、除菌をしっかり行いましょう。


2017/06/25

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