水疱瘡(みずぼうそう)

ニキビのようなブツブツは、珍しい水ぼうそうなの?

2歳の子どもの水ぼうそうについて、質問がありました。身体にニキビのようなブツブツが出て水ぼうそうと診断されたものの、珍しいタイプと言われたようです。このような水ぼうそうもあるものなのか、専門家の皆さんに意見を聞いてみましょう。

2歳児のママからの相談:「ニキビのようなブツブツした水ぼうそうもあるの?」

保育園で水ぼうそうが流行しており、2歳の息子の身体にもニキビのようなブツブツが出ました。水ぼうそうだろうと思い、病院に行きましたが「保育園でも流行っているなら、水ぼうそうでしょう」と言われ薬を処方されました。しかし、病院の先生にも「ニキビのように芯をもった水ぼうそうは珍しい」と言われました。その後水が出ることは無く、ブツブツが増える一方でしたので、セカンドオピニオンで他の病院へ行きましたが、やはり水ぼうそうと言われました。このような、水ぼうそうのタイプもあるのでしょうか。(30代・女性)

発熱とかゆみの有無、全身への広がり方がポイント

ニキビか水ぼうそうかは、発熱やかゆみの有無や全身へ広がる速さなどで見分けられるようです。

今回は、短い時間間隔で発疹が広がったことで水ぼうそうと診断されたと想像します。その後の発疹が水ぶくれにならずニキビのようなままだったのでしたら、医師の言うように珍しいケースかと思います。しかし、実際に拝見した訳ではないためどのような基準で判断されたかは不明です。(看護師)

水ぼうそうであった可能性は充分に考えられる

ブツブツの様子のみで診断を下すのは難しい場合もあり、流行情報や接種歴を考慮して診断されます。断定は出来ないものの、今回のブツブツが水ぼうそうだった可能性は充分にあるようです。

水ぼうそうの皮疹というのは、赤い皮疹、水ぶくれ、かさぶたが混在するものが典型例になります。しかし軽い水ぼうそうの場合はそれらが必ずしも現れないこともあり、水ぶくれができずにニキビのように見えることもあります。この場合は、新旧混在した皮疹のタイプのみで診断を下すのは難しく、周囲の流行情報や予防接種歴などを交えながら最終的な判断をします。(小児科専門医)
確実な診断をするためには血液検査をする必要がありますが、軽症なだけにそこまでするのは稀かもしれません。お子さんにどのような皮疹が出ていたか直接拝見した訳ではありませんので断定は出来ませんが、水ぼうそうであった可能性は充分あると思われます。(小児科専門医)

ブツブツの様子だけで診断を下すのは難しいこともあり、流行情報や接種歴などを考慮して最終的に診断されるそうです。今回のケースでは、水ぼうそうであった可能性が充分にあるようです。


2017/06/24

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