調査・アンケート

2017/07/11

ベネッセ教育総合研究所が『中1生の英語学習に関する調査』を実施

この記事の監修/執筆

ニュース編集部

ベネッセ教育総合研究所が『中1生の英語学習に関する調査』を実施

英語学習や小中接続の実態・課題を把握することを目的とした調査

株式会社ベネッセホールディングス(本社:岡山市)の社内シンクタンク「ベネッセ教育総合研究所」は、中1生の英語学習や小中接続の実態・課題を把握することを調査目的とした『中1生の英語学習に関する調査』を2016 年3月~4月上旬に実施しました。

【調査結果】

①「小学校英語は中学校で役立つ」という
小6生の時の期待に対し中1生では半数が「役に立たない」。

Q.小学校英語に対する子どもの評価について
同一の子どもの小6生から中1生への意識の変化は。

小 6 生の時には、82.6%が「小学校の英語の勉強は中学校で役に立つと思う」と肯定していた。また(「とても+まああてはまる」の%)が中1生の終わりの時点で実際に「小学校での英語の勉強は中学校で役に立っている」と肯定している比率は53.9%となり小6生の時よりも大きく減少していることがわかりました。

②「英語を勉強する上で大切だと思うこと」のうち
「発音」「たくさん会話すること」が小6から中1で減少。

Q.英語を勉強する上で大切だと思うことは?

「発音」「たくさん会話すること」が小6から中1で減少しました。

Q.英語を勉強する上で大切だと思うことについて

③小学校英語に役立ちを感じている中1生は中学校の授業で「話す」活動を多くしている。

小学校英語に役立ちを感じている中1生は、役立ちを感じていない中1生よりも学校の授業で英語を使った活動を多く行っています。特に「自分の気持ちや考えをその場で考えて英語で話す」(役立ちを感じている中1生 52.4%>役立ちを感じていない中1生 35.8%、「よく+ときどきする」)となりました。その他「自分や家族や身近な人について英語で紹介する」(59.8%>46.0%)といった「話す」活動で差が大きいことがわかりました。

④小学校英語に役立ちを感じている中1生は「わかろうとする」「伝え合おうとする」意欲が高い。

小学校英語の役立ち感の有無では、コミュニケーションに対する意欲に違いが見られた「英語で話している人の気持ちや考えを理解しようとする」「聞いた内容がわからないときは聞き返したり質問したりする」「お互いの気持ちや考えを伝え合おうとする」といったコミュニケーションに対する意欲は小学校英語に役立ちを感じている中1生の方が役立ちを感じていない中1生よりも高いことがわかりました。

【調査概要】

調査方法:郵送法による質問紙調査
調査対象:全国の中学1年生 1,170 名

※東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所共同研究「子どもの生活と学び研究 PJ の調査モニター。※このうち回答者(583 名)は小学6年生の時に「小学生の英語学習に関する調査」(2015 年 3 月実施)にも回答しています)。

【調査企画・分析メンバー】

・吉田 研作 (上智大学教授) 根岸 雅史 (東京外国語大学大学院教授)
・酒井 英樹 (信州大学教授) 長沼 君主(東海大学教授)
・金子 真理子(東京学芸大学教授) 工藤 洋路 (玉川大学准教授)
・髙木 亜希子 (青山学院大学准教授) 重松 靖 (国分寺市立第二中学校校長)
・津久井 貴之(お茶の水女子大学附属高等学校)
・木村治生(ベネッセ教育総合研究所副所長)小泉和義(ベネッセ教育総合研究所副所長)
・加藤 由美子(ベネッセ教育総合研究所グローバル教育研究室室長)
・福本 優美子(ベネッセ教育総合研究所研究員)

【調査項目】

小学校での英語学習について、英語や外国に対する意識や興味・関心、コミュニケーションに対する意識、英語の必要性と使うイメージ、学校外での英語学習、英語学習観、英語の先生の様子、保護者の様子など。

※「図解によるアンケート結果」や「調査結果からの考察」は下の「参考サイト」のリンク先にて確認出来ます。

参考サイト

株式会社ベネッセホールディングス
ベネッセ教育総合研究所
ベネッセホールディングス プレスリリース(PDF)


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