陰部のトラブル

2017/07/01

生理前後のデリケートゾーンの痛みと痒みが止まらない!

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

生理前後のデリケートゾーンの痛みと痒みが止まらない!

生理前後は、特にデリケートゾーンのトラブルが起こりやすいものです。自分なりの対処をしても治まらない、デリケートゾーンの痛みと痒みに悩む女性から相談がありました。専門家はどのように答えているでしょうか。

デリケートゾーンに関する相談:「下着やナプキンを変えても症状が治まらないので、軟膏を塗っても大丈夫でしょうか」

生理前後にいつもデリケートゾーンが痒くなり、トイレをする時にひりひりとした痛みに襲われます。ティッシュで拭く時も酷い痛みがあり、トイレ後は痒みが止まらなくて心配です。ナプキンが合っていないのか下着が合っていないのか、別の物を購入して試しているのですがなかなか症状が治まりません。友人から市販の軟膏を塗ってみたらどうかとアドバイスをもらったのですが、どうでしょうか。(20代・女性)

自己判断で軟膏を使わないで

原因が分からない状態で軟膏を使わないようにとアドバイスがありました。また、受診を検討すべき目安についても教えてくれました。

かゆみの原因が分からないため、自己判断で軟膏を使用すると逆に悪化させる可能性があります。(看護師)
生理前になるとおりものの分泌が増加するため、おりものやパンティーライナーによる刺激により陰部に痒みが出る場合があります。おりものがチーズやヨーグルト状である場合は、膣カンジダが疑われるので病院を受診しましょう。膣カンジダ症は、性交渉とは関係なく発症することもあり誰でも発症し得ます。また、カンジダ以外の性感染症の可能性もありますので自己判断で軟膏処置などはせず病院を受診して下さい。(看護師)

ナプキンのかぶれが原因の可能性も

ナプキンが原因でかぶれている可能性もあるようです。布ナプキンの利用や、下着の選び方についてアドバイスしてくれました。

生理前後でしたら、ナプキンにかぶれているのかもしれません。ナプキンが汚れたらこまめに交換し、トイレットペーパーで拭く時は押さえるように拭いて下さい。かぶれが強い場合には、布ナプキンもお勧めです。洗う手間がかかりますが何度も使えますし、蒸れを逃し水分を通さない特殊な布を使用しているので、かぶれが改善された・臭いが気にならない・生理痛が軽くなる、というメリットもあります。(看護師)
下着は通気性の良い物を選び、なるべく陰部が蒸れないようにして下さい。生理中は、ストッキングは履かない方がいいでしょう。洗う時は、デリケートゾーン用の石鹸で優しく洗ってタオルドライして下さい。(看護師)

妊娠中は、カンジダに注意

妊娠中は膣内環境が変化し、膣カンジダを起こしやすくなります。

妊娠中は、膣カンジダを起こしやすいといわれています。カンジダを引き起こす真菌は、常在菌といって誰でも持っている可能性があるのですが、妊娠などでホルモンバランスが変化すると膣カンジダになりやすいです。(看護師)

自己判断での軟膏の利用は、控えた方が良さそうです。ナプキンが原因でかぶれている可能性があるようですのでこまめに取り替え、通気性を良くしましょう。また妊娠中は膣カンジダを起こしやすいので、おりものの状態に異変が見られる場合は、受診してください。


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