水疱瘡(みずぼうそう)

2017/07/05

どちらも水ぼうそう?上の子は全身にブツブツが出たのに下の子は肩だけ

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

どちらも水ぼうそう?上の子は全身にブツブツが出たのに下の子は肩だけ

幼児期に感染しやすい病気はいくつかありますが、水ぼうそうもその一つです。今回は、2人の子どものママからの相談です。2歳と4歳の姉妹が幼稚園から帰ると身体にブツブツが出始めたといいます。下の子は肩だけで全身に広がることはありませんでしたが、2人とも水ぼうそうだったのでしょうか。専門家に聞いてみましょう。

4歳児と2歳児のママからの相談:「水ぼうそうの発疹の出方について」

4歳と2歳になる娘がいます。2人とも幼稚園に通っているのですが、上の子が帰ってきたら身体にブツブツができ始めました。みるみるうちに全身のあちこちにでき、妹も肩にできていました。経過を見ていましたが、上の子は2週間経った今でも赤く残っています。下の子の肩のブツブツは赤くならず、あまり広がることもなく終わりました。下の子のこの症状も、水ぼうそうだったのでしょうか。(30代・女性)

水ぼうそうかどうか判断するには、発疹の状態の観察が必要

発疹の状態が水ぼうそうかどうかを判断するには、具体的な皮膚の症状が分からないと判断は難しいようです。

水ぼうそうかどうかについては、皮膚の症状を実際に拝見しないと判断が難しいです。水ぼうそうの皮膚症状の特徴として、赤み・水ぶくれ・かさぶたなどの種々の皮疹が同時期に現れます。また、髪の毛の生え際に同様の皮疹が生じることも、水ぼうそうの特徴として挙げられます。(小児科専門医)
発疹が出たということですが、発疹以外に何か症状はありましたか。発熱の有無や舌の状態、発疹は乾いていたのか、ジュクジュクしていたのかなどでも考えられる病気が異なります。(看護師)

他の病気の可能性も。医療機関で抗体を調べてみては

発疹の状態によっては、蕁麻疹の症状にも当てはまることがあるようです。水ぼうそうに感染していれば抗体が出来るため、医療機関で調べることも出来ます。

最終的にはかさぶたになってから皮疹が治るのですが、赤みからかさぶたまでの各段階の皮疹は時間経過で変化していきます。ご質問内容からは、時間経過による変化がどうであったか、また赤み以外の皮膚所見を伴っていたかどうかが分かりかねるところです。「みるみるうちにブツブツがあちこちに出る」という症状は、水ぼうそう以外にも蕁麻疹などでも当てはまります。(小児科専門医)
水ぼうそうだった場合は、採血で抗体を調べれば分かりますので皮膚科などの医療機関を受診してみてはいかがでしょうか。水ぼうそうは、一般的に37~38℃の発熱を呈しジュクジュクとした発疹や痒みを伴います。もし水ぼうそうであれば、周りの子への感染を配慮して医師の許可があるまでは自宅で休むことになっています。(看護師)

水ぼうそうかどうかを判断するためには、発疹の状態や経過を見る必要があります。水ぼうそうの場合、医師の許可が出るまで幼稚園を休まなければならないため、水ぼうそうが疑われる場合は病院を受診しましょう。


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