不妊の原因

2017/07/11

堕胎手術で不妊になる可能性はあるのでしょうか?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

堕胎手術で不妊になる可能性はあるのでしょうか?

不妊治療中は色々なことが気になって、不安になることがあるかもしれません。今回は、過去に堕胎手術の経験がある女性から手術と不妊の関連性についての相談です。専門家に聞いてみましょう。

不妊症に関する相談:「不妊になったのは過去の堕胎手術のせい?」

不妊治療を始めて約2年です。初めての体外受精で着床したものの、子宮外妊娠に終わりました。また一度自然妊娠しましたが、自然流産してしまいました。主人にも病院にも伝えてありますが、実は過去に一度堕胎手術の経験があります。もしかしたらそれが原因なのでしょうか。怖くて医師に質問できずにいます。(30代・女性)

一度の堕胎手術なら影響しない場合がほとんど

不妊治療で妊娠はするもののまだ出産に至っていないため、過去の堕胎手術が気になっている様子です。堕胎手術が原因で不妊になる可能性はあるのでしょうか。

堕胎手術は、器具を使用して行うためわずかながらも子宮を傷つけてしまう可能性はあります。傷ついたとしても基本的に自然治癒するでしょうが、堕胎手術を繰り返すと治癒しづらくなり着床しにくくなることは考えられます。(看護師)
堕胎で流産や不妊の原因になるのは、何度も堕胎を繰り返した場合などのケースに限られています。一度の堕胎で不妊症になることは、あまり考えられないと思います。(看護師)
約2年の間不妊治療しているのでしたら、色々な検査も受けてきたと思います。そこで特に子宮の損傷を指摘されていないなら、堕胎の経験は関係ないと思います。(看護師)

不妊治療に焦りや不安は禁物です

治療期間が長くなると焦る気持ちも出てくると思いますが、一度の堕胎は不妊の原因ではない可能性が高いようです。今後について、専門家のアドバイスを伺ってみましょう。

不妊治療を続けているのに妊娠に至らないと、焦りや不安が生じますよね。不妊治療を行っている病院の担当医師は、どのように考えているのでしょうか。不安なまま過ごすより、医師に相談してさらなるステップアップも視野に入れた不妊治療を受けてみてはいかがでしょうか。(看護師)
偏った食事や運動不足、ストレスの蓄積や疲れが溜まってしまうとホルモンバランスを乱してしまいます。これは妊娠しにくいことにもつながりますので、生活習慣を改善しつつ、治療を受けることをお勧めします。(看護師)

何度も堕胎していない限りは、不妊の原因とは考えにくいようです。不安や過度のストレスは、ホルモンバランスを乱してしまう原因の一つです。妊活に影響を与えないように気持ちを切り替えて、生活習慣を見直すなど妊娠しやすい身体作りに取り組みましょう。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加