2017/07/06

産後の膣の緩みが気になる。デリケートゾーンを鍛えるには?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

産後の膣の緩みが気になる。デリケートゾーンを鍛えるには?

産後に尿漏れや膣の緩みを実感する女性は多いようです。産後の膣の緩みを改善し、デリケートゾーンを鍛える方法について専門家に伺いました。

30代のママからの相談:「産後に膣が緩んだ感じが…デリケートゾーンを鍛える方法を教えて!」

出産を二回経験しました。産後からお風呂に入り湯船に浸かって上がる時に、デリケートゾーンからお湯がドバーッと出るようになりました。下着を履いた後にお湯が出て、下着が濡れて取り替えることもあります。筋力が弱くなっているのでしょうか。ちなみに夫婦生活はあまりありません。デリケートゾーンを鍛えることは出来ますか。(30代・女性)

産後は膣が緩んでしまうもの

産後に膣の緩みを感じるのは、お産で骨盤底筋という膣を支える筋肉の緩みが原因のようです。骨盤底筋が緩んでいると、膣だけでなく子宮や内臓にも影響が及ぶ場合があるようです。

狭い産道を赤ちゃんが通ったことで、膣を支える骨盤底筋が伸びてしまい膣が緩むことがあります。産後1カ月を過ぎた頃から自然に元に戻りますが、戻らないようでしたら骨盤底筋を鍛える運動が効果的です。(看護師)
お風呂から上がった際にデリケートゾーンからお湯が出てしまうのは、妊娠・出産によって骨盤底筋が弱まり膣が緩むことが原因です。また、加齢によって膣壁や膣周辺の筋肉の筋力が低下することや、姿勢の悪さが原因となることもあります。骨盤底筋が緩んでいると、尿漏れにつながったり将来子宮脱や内臓下垂などのリスクが高くなることもあります。骨盤底筋を鍛える運動を日常生活に取り入れましょう。(看護師)

膣圧トレーニングや骨盤底筋体操がお勧め

デリケートゾーンを鍛えるには、緩んだ骨盤底筋を鍛える体操やインナーボールで膣圧を鍛える方法があります。骨盤底筋を鍛えるトレーニングは、継続することが大切とアドバイスいただきました。

産後の骨盤矯正運動は行っていますか。今からでも骨盤矯正体操を行ったり、肛門をキュッと引き締める運動を一日に数回行ってみて下さい。また、排尿の途中であえて止めることも骨盤底筋を鍛えて尿漏れ予防にもなります。運動で改善されなければ、インナーボールという膣に入れるだけの膣圧トレーニングのグッズがあります。数千円程で手軽に使えて、効果があるようです。(看護師)
骨盤底筋体操は、身体の力を抜き膣と肛門を締めそのまま5つ数えます。力を抜いたり締め直したりを繰り返すことにより、骨盤底筋が鍛えられます。日常生活のいつでもどこでも出来る簡単な体操なので、正しい筋肉を使うよう意識しながら気長に続け、骨盤底筋を鍛えるとよいでしょう。(看護師)

産後のデリケートゾーンの変化はとても気になりますし、早く以前の状態に戻したいもの。デリケートゾーンの筋肉を鍛えるには、膣だけでなくそれを支える骨盤底筋を鍛える必要があります。膣圧トレーニングや骨盤底筋体操を根気よく続けていきましょう。


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