教育

子どもが習い事に行きたがらない?継続できるポイント4つ(対象:3歳〜6歳)

チャイルド・ファミリーコンサルタント(CFC)の浅古尚子(あさこなおこ)です。夫と4歳の娘の3人家族、ワーキングマザーです。

もうすぐ夏休み。春から習い事をはじめた方たちは、そろそろ慣れて来た頃でしょうか。今回は、そんな習い事に子どもが「いきたくない」「やめたい」というサインを出した時、どう応えるかがテーマです。

まずは習い事に挑戦するうえでの緊張や不安を察知して

「いやいや続けさせても、身につかないのではないか…」
「子どもが嫌だと言うのだから、休ませてあげた方がいいのだろうか」

など、色々考えしまいますよね。 CFCとしては「これも親子の絆が深まるチャンス」と考えることをオススメしています。何事もスムースには行かないもの。ピンチはチャンスです!

幼児期は、理由を聞いても、明確な答えが出てくるとは限りません。「いやなの!」としか言えないことも、泣くしかできないこともあります。

ご自身の事を思い起こしてみてください。大人だって、場所見知り、人見知りがありますよね。新学期に出会う新しい教室、先生、クラスメイトには緊張するものです。ましてや、幼児期ですから、母子分離で初めてのことにチャレンジするのは、相当の緊張があり、不安があるはずです。

継続する力を培うために親が出来ること

では、そんなお子さんを前にして、親としてどんなアプローチができるでしょうか。

1、必ず見ている=側にいるよ ということを伝える

頭ごなしに「行きなさい!」と言うより、まずは、「お母さんに甘えたい」という気持ちを満たしてあげることをオススメします。
「(見学スペースがある場合)ここで、○○くんのこと、見ているからね!」
「(見学スペースがない場合)魔法を使って、見ているからね!」
「お迎えの時間、誰よりも早くいくね。早く○○ちゃんに会いたいからね!」
など、必ず側にいるよ、ということを伝えてみてください。
よく、見学スペースでスマフォをずっと見ていらっしゃる親御さんを見かけます。お子さんがチラチラと親御さんに目線を送っていて、その度にがっかりした表情をしている様子を見ると胸が痛みました。できれば、最初のうちは、しっかり見守って、頑張れたことを褒めてあげたいものです。

2、親子のお約束をする

どこまで頑張るか、小さめの目標を親子で決めて、お約束をする、というパターンです。
たとえば、
「次は、泣かないでいく」
「次は、コーチのお話をしっかり聞く」
「次は、最後までお教室を出て来ないで、がんばる」
そして、「ママ/パパも、○○くんが頑張っている間、応援する」という伝え方です。
「お約束守れたら、○○くんはヒーローだね!」といった言葉を添えても良いでしょう。

3、頑張ると、どんな良いことがあるかを伝える

子どもにとっての習い事は、純粋に楽しいと感じられない限り、モチベーションは継続しにくいです。「大好きなお友達がいる」「好きな水着・衣装が着られる」など、案外単純なことが大切だったりします。バレエが大好きで通っていた娘は、「先生のお顔がとってもキレイだから、バレエ好きなの!」というまさかの回答をしてきました(笑)
そして、「この習い事を通して、何ができる自分になるのか」というイメージがついていないこともあります。たとえば、我が家の場合、プールに通いはじめたばかりの娘は、コーチの話を聞かずに水遊びばかりしていました。ある日、私から「○○ちゃん、コーチのお話をよく聞いて、いっぱい練習したら、アリエル(人魚姫)みたいに泳げるようになるのよ」と伝えると、娘はハッとした表情をして、次のプールから一生懸命練習するようになりました。

「いっぱい練習すると、○○先生への手紙が書けるようになるよ」
「アイドルみたいに踊れるようになるよ」
など、子どものイメージのつく範囲で、頑張った結果がどうついてくるのかを伝えてあげるのも良いのではないでしょうか。

この3つは、習い事の直前に伝える、というよりは、子どもの不安・緊張がまだ高まっていない前日など、少し前から伝えておくことが大切です。既に子どもの不安・緊張が高まっていると、何を言っても子どもの心には伝わらない、ということもあるからです。

4、ご褒美を用意する

プールの後のジュースやアイス、嬉しそうに飲んだり食べたりしている子どもたちをよく見かけます。やや出費はかさみますが、ご褒美が楽しみで頑張れるのであれば、これも良いのではないでしょうか。かくいう私も、子ども絵画教室で最後にいただけるお菓子が目当てで通い続けていました(笑)

親も子も「習い事をすればすぐに上達する」と思いがちです。ですが、そんなことはありません。親子の約束、つまり小さな目標を何回もクリアして、積み重ねてこそ成果が出てくるものです。お子さんと一緒に頑張るのは、工夫や根気がいるかもしれませんが、応援する気持ちを忘れず、小さな成長をたくさん認めてあげてくださいね。

【外部リンク】
子育てを楽しむヒントを学ぶ「子育て学」についてはこちら
「子育て学講座」の開催日程はこちら


2017/06/30

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の監修/執筆

チャイルド・ファミリーコンサルタント浅古 尚子(あさこ なおこ)