虫歯・歯医者

2017/07/13

子どもの乳歯をチェック。茶渋と虫歯の見分け方は?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

子どもの乳歯をチェック。茶渋と虫歯の見分け方は?

2歳頃になると虫歯が現れる子もいます。子どもの虫歯は進行が早いため、気付いたら早めに治療を受けることが大切です。歯磨きの時に子どもの虫歯を見分けるポイントについて、専門家に伺いました。

3歳の子どものパパからの相談:「子どもの歯が茶色い…茶渋なのか虫歯なのかを区別するには?」

子どもの歯磨きをする時に、奥歯の溝部分と側面に筋状の茶色い着色があるのに気付きました。嫌がるので強くは擦れず、茶渋の付着なのか虫歯なのか判断がつきません。歯を痛がる様子はないのですが、歯科で診療を受けるべきでしょうか。子どもの臼歯で虫歯が出来やすい部分と、茶渋の着色と虫歯を外見で区別するポイントを教えて下さい。なお、妻と私も色素が沈着しやすい歯質です。(30代・男性)

子どもの乳歯の虫歯は白い

専門家によると、子どもの虫歯は黒くなるよりも白くなるケースが多いようです。つまり、ママやパパがよく観察しないと見分けが付きにくいということです。特に歯と歯の間や奥歯は、要チェックです。

乳歯の虫歯は黒いものでなく、白いものがほとんどです。歯の表面に白い斑点が出来たり歯の溝が黄色っぽくなったら、虫歯と考えていいでしょう。3歳児ですと、歯と歯の間や奥歯の噛み合わせの部分が虫歯になることが多いです。子どもの虫歯は進行が早いので、虫歯かなと思ったら早めに受診し必要に応じて治療しましょう。(看護師)
実は着色と虫歯は、医師でも見分けが付きにくいことがあります。経験に頼って見分けたり、見分けるための薬液や装置も存在します。虫歯は茶色や黒のイメージがありますが、実は乳歯の虫歯の大半は白いです。茶色くてもツルっとしている歯より、白く濁ってザラっとしている歯の方が虫歯になりやすいです。特に奥歯の溝、奥歯の間、そして上の前歯の間は虫歯になりやすく注意が必要です。(歯科衛生士)

問題がなくても定期的に健診を!

小さなお子さんの場合、虫歯があってもなくても定期的に歯科受診をするよう勧められています。歯科に慣れることや、虫歯を予防するためのケアも受けられます。

お茶をよく飲むお子さんでしたら、歯の裏側に茶渋がつくこともあります。茶渋でしたら放っておいても良いですが、気になる部分だけ歯磨き粉を使って磨いて下さい。お子さんが嫌がったり上手く出来ない時は、歯科で除去してくれます。歯科受診の習慣をつけるためにも小さい時から歯科デビューした方が良いと思いますし、虫歯がなくても半年に1回程度は定期健診に行きましょう。(看護師)
歯質は遺伝しますし、お茶をよく飲むお子さんであれば着色である可能性は大きいと思います。虫歯の有無に関わらず、半年に一度は健診を受けることをお勧めします。早期に虫歯を発見出来ること以外にも、歯医者を怖がらない子になるというメリットがあります。その際に着色か虫歯かの判断に加え、溝の深さや形状によっては、あらかじめ溝を埋める予防処置をするなどの相談が出来るでしょう。(歯科衛生士)

子どもの虫歯は、黒くなるよりも白くなるケースが多いようです。茶渋と虫歯の区別はつきにくいようですので、気になる変色やザラザラは歯科で確認してもらうと安心です。また定期的な歯科健診をすることにも、歯医者を怖がらないなどたくさんのメリットがあるようです。


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