睡眠トラブル

2017/07/16

元気ではあるけれど…睡眠時間が少ない娘

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

元気ではあるけれど…睡眠時間が少ない娘

昨今は夜に塾や習い事に通う子も多いですが、小学校高学年で22~23時に就寝するのは遅過ぎでしょうか。子どもの睡眠時間について、心配するママからの相談です。

ママからの相談:「小6の娘がなかなか寝ない…このままで大丈夫でしょうか?」

小6の娘に22時には寝るように言うのですが、布団に入ってもずっと喋っていてなかなか寝ません。就寝が23時を過ぎることも多く、朝7時に起きるので睡眠時間不足ではないかと思います。疲れたと言いますが、休日もあまり寝ません。元気ではあるのですが、このまま様子を見てもいいのでしょうか。(40代・女性)

ギリギリ許容範囲かもしれません

子どもの休息が不足しているのではないかと心配する相談者さんですが、小学校6年生という子どもの年代からすると専門家の間でも微妙に意見が分かれるようです。

一般的に小学校高学年で必要な睡眠時間は、9時間から9時間半といわれています。23時過ぎに寝て7時に起きるというのは、少し睡眠時間が足りません。7時に起きるのであれば、9時には布団に入るのが理想的でしょう。(看護師)
昨今は夜に塾通いをしているお子さんもいますので必ずしもそれが守られていることはないかもしれませんが、お子さんの年齢ですと10時間程度は睡眠時間を確保してあげたい時期です。(看護師)
ずっと喋っているというのは、相談者さんであるお母さんとでしょうか。もしそうでしたら、お母さんとの触れ合いの時間が欲しいという子どものサインのようにも思えます。もう少し様子を見てみてはいかがでしょうか。(看護師)

成長に与えるマイナス面も考慮して

ママとのコミュニケーション側面も考えられる就寝前の一時ですが、小学校高学年とはいえまだまだお子さんは成長期です。睡眠不足が成長に与えるマイナス面も無視出来ません。

日中元気そうにしているのでしたら、質の良い睡眠を取れているのかもしれません。しかし、子どもの成長に欠かせない「成長ホルモン」は、22時から2時の間に最も多く分泌されます。本来なら、この時間帯にはしっかりと寝る必要があります。(看護師)
睡眠が不十分ですと知能活動を支える中枢機能や大脳が十分に休まらず、学力低下に繋がったり自律神経の乱れで癇癪を起しやすくなったりします。また、低体温になりやすく基礎代謝が落ちて肥満にもなりやすいです。そういったデメリットがないかを注視することは大切です。(看護師)

コミュニケーションを欲している可能性もあるのであまり厳しくし過ぎる必要はなさそうですが、日常生活や成績などに影響がないかを注視しつつやはり22時には布団に入るよう促していくのが良いでしょう。


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