食べられない

2015/04/26

つわりによる食欲不振…赤ちゃんへの影響は?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

つわりによる食欲不振…赤ちゃんへの影響は?

妊娠による体調変化で多くのママが経験する悩みのひとつが、つわりです。つわりの影響で思うように食事が食べられず、赤ちゃんの栄養が不足してしまうのではと悩むプレママからの相談に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

プレママからの相談:「つわりで食事が食べられません。赤ちゃんの栄養は大丈夫でしょうか」

妊娠15週になります。そろそろ落ち着いてもよいはずなのに、つわりが酷くて困っています。吐き気がいっこうに無くなりません。食べると戻してしまうので、赤ちゃんの成長が心配です。今のところ赤ちゃんは順調とのことですが、このままつわりが終わらず吐いていても赤ちゃんは大丈夫でしょうか。栄養が足りなくて小さめの赤ちゃんになることはありますか。いつかは終わると思って頑張っていますが、まだ終わる兆候が無いので不安でいっぱいです。(20代、女性)

ママに蓄えられた栄養で、赤ちゃんは育つので大丈夫。

赤ちゃんはママの身体に蓄えられた栄養で育つので、つわりによるママの体重減少は赤ちゃんにほとんど影響はないと言われています。多くの場合、胎盤が完成する16週頃につわりは治まると教えてくれました。

つわりの原因は、多量に分泌される黄体ホルモン、自律神経のバランスの崩れ、身体が未熟な胎盤を異物と勘違いして起こるアレルギー反応、ストレスなど妊娠による心身の変化と言われています。急激な体重減少がなければ心配ありませんし、お母さんが食べられなくても蓄えられた栄養で赤ちゃんは育ちます。ただ、栄養は不足しがちになりますから、食べられるものは少しずつでも召し上がるようにしてください。(産科・婦人科看護師)
つわりによって食事が食べられなくなっても、赤ちゃんにとってほとんど影響がないと言われています。胎盤は妊娠14~16週頃に完成し、16週頃につわりが治まることが多いです。(産科・婦人科看護師)

食べやすくなるよう工夫して。

レモンなどを活用する、小分けする、冷ましてから食べるなど、食べやすくする工夫についてアドバイスしてくれました。

凍らせたレモン水を口に含むとさっぱりします。食事もレモンや生姜を使うと食べやすいでしょう。食事量が少なければ、数回に分けて食べるようにしてください。炊き立てのご飯の臭いは吐き気が増強することが多いので、ご飯やおかずは少し冷ましてから食べてください。果物や小さいおにぎり、サンドイッチ、野菜ジュースやゼリーなど目につくところに常備しておくとよいでしょう。(産科・婦人科看護師)

気分転換したり、休息をとって。

ストレスもつわりを強くします。散歩などで気分転換したり、辛いときは横になって休息をとるようにしましょう。

ストレスもつわりを強くしますから、食べなければと神経質にならず、散歩したり、好きな音楽を聴いたり、テレビを見たりして、気分転換してください。(産科・婦人科看護師)
つわりで辛いときには、横になるなどして休息をとるように心がけてください。心身共に休めることで、楽になる場合もあります。時には家族の協力も必要なので、家族の理解が得られるよう体調のことを伝えてみてください。(産科・婦人科看護師)

ママの身体に蓄えられた栄養で赤ちゃんは育つので、心配しなくても大丈夫。食べやすいよう工夫はしつつ、食べられるものを食べられる時に食べましょう。辛いときは、休息をとることも大切です。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加