安静期間

2017/07/22

高齢出産の場合、産後の身体の回復には時間がかかる?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

高齢出産の場合、産後の身体の回復には時間がかかる?

産後約1カ月間は産褥期と呼ばれ、特に安静が必要な時期です。今回の相談者は、若い頃に比べて体力が落ちているので産後の身体について心配しています。専門家は何とアドバイスしているのでしょうか。

高齢出産についての相談:「高齢出産で体力が心配。産後の床上げで注意すべきことは?」

40歳が過ぎ、出産を控えています。若い方でも産後1カ月は、安静に過ごさなければいけないと聞きました。私の場合近くにお手伝いしてくれる人がいないので、自分で赤ちゃんのお世話や身の回りのことを何でもしなければなりません。高齢出産だと産後どの程度動けるのかとても心配ですが、若い方よりも特に気を付けることはあるのでしょうか。食事についてや外出は1日何時間位がいいのかなど、教えていただきたいです。(40代・女性)

ダンナさんの協力やファミリーサポートなどを活用

高齢出産ですと、体力の回復に時間がかかる可能性があります。家事は出来る限りダンナさんにお願いし、地域のファミリーサポートなどの利用を検討することをお勧めします。産後の1カ月検診で異常が無ければ、徐々に元の生活に戻していくことが可能です。

年齢に関わらず、特に産後1カ月は安静が優先されます。お世話してくれる方がいないのなら出来る限りダンナさんに協力してもらい、育児以外の家事は控えて疲れたらすぐ横になって休んで下さい。各自治体にファミリーサポートの事業所があるので、利用してみてもいいでしょう。(看護師)
赤ちゃんが寝ている時は一緒に睡眠を取り、買い物はダンナさんにお願いするか宅配サービスを利用しましょう。免疫力が落ちているため、1カ月検診までは外出は控えた方が良いでしょう。1カ月検診で異常が無ければ元の生活に戻していきますが、この場合も無理せず徐々に身体を動かすようにして下さい。(看護師)
年齢を重ねる程、子宮の回復や骨盤の戻りなど回復に時間がかかる可能性があります。また高齢出産の場合、ホルモンや自律神経のバランスが乱れることで産後うつ病など精神的トラブルが起こる可能性も高いようです。特に産後の孤独な育児、身体の不調や睡眠不足などで産後うつ病になる方は少なくありません。なるべく産後数カ月間はダンナさんの協力を得たり代行サービスなどを活用することで家事の負担を減らし、身体を休めて下さい。(看護師)

食事は脂肪分の多い物を避けてバランス良く

食事はビタミン・ミネラル・たんぱく質を中心に、栄養をバランス良く摂りましょう。脂肪分の多い物は母乳の質が落ちるため、控えた方が良いでしょう。

おっぱいの出を良くして乳腺炎を予防するため、脂肪分・糖分の多い物は控えましょう。ビタミン・ミネラル・たんぱく質を積極的に摂り、何でもバランス良く食べて下さい。(看護師)
産後は鉄分・カルシウム・たんぱく質をしっかり摂り、母乳育児を行う場合は、脂肪分の多い物は乳腺炎の原因になるので注意しましょう。食事の準備がストレスにならないよう野菜ジュースやヨーグルトなど簡単に摂取出来るものや、お弁当の宅配サービスを活用するのも一つです。(看護師)

年齢を重ねるにつれて身体の回復力は落ちやすいため、産後約1カ月間はダンナさんに協力してもらったり利用出来るサービスは積極的に活用しましょう。何でもバランス良く食べ、しっかりと身体を休めることも大切です。


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