安静期間

2017/07/25

産後、安静にしているのもストレスです

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

産後、安静にしているのもストレスです

産後しっかりと身体を休めるため、家事や育児を家族に手伝ってもらうことは大切です。しかし、今回の相談者は人にお願いすることで逆にストレスを感じてしまうようです。

産後3週間のママからの相談:「母に産後の家事の手伝いを頼むのがストレス…少しずつ動いても良い?」

先日退院し、月曜日~水曜日は実母に上の子のお迎えと食器洗いをお願いしています。食事はお弁当かお総菜が中心で、掃除と洗濯は夫が帰宅後か週末にしています。問題は母で、お願いしていない料理・掃除・洗濯も手伝おうとします。母は年を取って疲れが出るようなので、わざわざ来なくても大丈夫だと伝えているのですが、逆に怒られこうしたやり取りにストレスを感じます。産後3週間弱なのですが、少しずつ動いてはいけないでしょうか。(40代・女性)

家事や育児は産後4週目から

産後3週目ということなので少しずつ動いても大丈夫ですが、家事や育児は4週目からがいいでしょう。特にママの年齢が高い場合は、1カ月しっかりと身体を休めるよう専門家は勧めています。

出産は身体や子宮にかなりの負担がかかるため、1カ月は無理をしないようにしてください。3週間目頃から徐々に身体を動かし、家事や育児などは4週目から行うようにすると良いでしょう。特にお母さんの年齢が高い場合は、子宮や身体の回復が遅れる傾向があるので産後1カ月はしっかり休養して下さい。無理をすると子宮の回復が遅れて悪露が酷くなり、子宮復古不全・感染症・発熱の原因になります。(看護師)
早い時期から無理をして家事や育児に励むと、骨盤が緩んだ状態になり将来骨盤臓器脱など子宮や直腸、膀胱などが膣から出てきたり尿漏れする原因になります。無理をすると悪露が酷くなり、回復がますます遅れてしまいます。(看護師)

まずは身体を休めて!

ストレスを溜めないことも大切ですが、今は少しでも身体を休めることが優先です。自治体の支援制度の利用や、気兼ねなく頼れる人に援助をお願いすることも勧められています。

相談者さんのお母様は経験者ですし、産後の安静が大切なことを理解されているから自分が無理してでもお役に立ちたかったのでしょう。体力的に辛いようでしたら、各自治体にファミリーサポートという事業所がありますから利用してみてはいかがでしょうか。(看護師)
食事はお弁当やお惣菜、買い物は宅配や通販などを利用して外出は控えて下さい。幼稚園の迎えは暖かい服装で行き、他のママ友と長話などは控えて早めに帰宅して下さい。お風呂掃除など腰に負担のかかる家事は、引き続きご主人にやってもらいましょう。お子さんが寝ている時は、一緒に休んで下さい。(看護師)
頼れる人がいるのであれば、今は身体を休めることに専念して家事や育児を協力してもらいましょう。無理をせず早めに回復すれば、実母さんの負担も軽くなるので今は出来るだけ休んで下さい。(看護師)

やらなければならないことがたくさんあるにも関わらず、安静にしなければならないのは辛いかもしれません。しかし産後の安静は、子宮の回復のためにも出産年齢が高いほど重要です。各自治体のサービスなどを利用するなど、工夫して少しでも身体を休めましょう。


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