体温が下がる

2017/07/26

進行流産後、基礎体温が安定しないのは時期的なもの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

進行流産後、基礎体温が安定しないのは時期的なもの?

第2子妊娠中に進行流産を経験し、その後基礎体温が以前のように安定しないという悩みが寄せられました。原因と対策について、専門家はなんとアドバイスしているでしょうか。

基礎体温についての相談:「以前より基礎体温がバラバラなのが不安です」

現在2歳の子どもがおり、第2子を希望しています。第1子の断乳が終わった頃から妊活として、基礎体温をつけ始めました。基礎体温は安定しており妊娠したのですが、かなり初期の段階で進行流産となってしまいました。その後生理の周期は落ち着きましたが、以前のように基礎体温が安定していません。進行流産の前後に基礎体温がガクッと下がったので、今でも基礎体温が下がると気付かないだけで体調が良くないのでは?と不安になります。(30代・女性)

流産後のホルモンバランスの乱れが原因

流産したことによってホルモンのバランスが乱れ、基礎体温がすぐに元に戻らないことがあります。精神的なダメージと関係している場合もありますし、流産後は無排卵や黄体機能不全などになるケースもあるようです。

辛い経験をされましたね。流産後に基礎体温がバラバラになるのは、女性ホルモンのバランスが乱れたままになっているためです。妊娠が中断してもしばらく身体は妊娠が継続された状態が続き、ホルモンのバランスがすぐに妊娠前までの状態に戻る訳ではありません。そのため基礎体温がバラバラになることが多く、規則的になるまで数カ月かかるといわれています。(看護師)
妊娠・出産・授乳、さらに流産によってホルモンバランスが大きく変化しています。出産後に無排卵になることもよくありますが、基礎体温が安定せずガタガタのグラフになるようでしたら、黄体機能不全・ストレスや疲れ・自律神経の乱れ・免疫力の低下などが考えられます。(看護師)
流産は、精神的にも大きなダメージを与えます。さらに、女性ホルモンのバランスが乱れることでも精神的に不安定な状態が続きやすいです。イライラしたり気持ちが落ち込むため、周りの理解が必要です。また、女性ホルモンは疲労やストレスにも影響を受けます。(看護師)

規則的な生活をし、妊娠希望なら受診を

ホルモンバランスを整えるためには、食事や運動、睡眠などに注意して規則的な生活を送りましょう。次の妊娠を希望する場合は、受診を検討することをお勧めします。

なるべく規則的な生活で、身体を冷やさないようにして下さい。女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンを多めに摂り、バランスの摂れた食事を心がけましょう。睡眠をしっかり取って、軽い運動やお子さんとの散歩などでストレスを溜めないようにして下さい。(看護師)
基礎体温は些細なことでも変動しますから、なるべく同じ条件で正しく測って下さい。次の妊娠をお考えでしたら、病院を受診した方がいいでしょう。(看護師)

流産によりホルモンバランスが乱れ、以前の状態に戻っていないことが基礎体温が安定しない原因と考えられます。規則的な生活を送ってホルモンバランスを整えましょう。また、流産後は無排卵や黄体機能不全などになることもあるため、妊娠を希望する場合は受診することをお勧めします。


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