逆子

2015/04/29

逆子体操で治らない逆子。鍼灸など試した方がよい?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

逆子体操で治らない逆子。鍼灸など試した方がよい?

お腹の中では、赤ちゃんの頭は下を向いているのが一般的ですが、時に逆子になってしまうことがあります。逆子体操を行っても治る気配がなく、鍼灸など他の方法も試した方がよいか悩む相談者の方に対し、看護師さんたちは何と言っているのでしょうか。

逆子についての相談:「逆子体操をしても治らない場合、鍼灸は効果がある?」

妊婦健診のエコーで胎児の形がはっきりしてきた頃から、ずっと逆子が治らず妊娠8カ月に突入しました。このままでは帝王切開になると担当医から言われ、病院の指示で逆子体操を毎日していますが治りません。鍼灸や助産院で逆子を治す所もあるそうですが、これらの施術は効果が見込めるのか、またリスクはないのかが心配です。(30代・女性)

逆子体操を根気よく続けてみて

逆子を治すには、逆子体操に変わるものはないようなので、リラックスした気持ちで継続してみてください。

骨盤が小さかったり羊水が少ない場合、また子宮筋腫があり、子宮のスペースが狭く赤ちゃんが自由に動けないなどの理由で逆子のままの場合がありますが、大抵は妊娠後期や出産予定日間近でも頭位に戻るようです。(産科看護師)
逆子の矯正に体操に変わるものはありません。医師がお腹を触って矯正する場合もありますが、これは陣痛を誘発しやすいため出産日が近づいてから行われます。医師から止めてよいと言われない限り、頑張って体操を続けてください。(産科看護師)
助産院での逆子治療は、医師がお腹の外から赤ちゃんの位置を確認し、医師の手で赤ちゃんを回転させます。回転時に臍帯が身体に巻きつくなどのリスクを伴うため、助産院によっては実施していない所もあります。(消化器科看護師)
お腹を触って硬い方が赤ちゃんの背中側なので、就寝時は赤ちゃんの背中が上になるようにしてください。お腹を冷やさないようにして、逆子体操は赤ちゃんに話しかけながら一緒に体操するイメージでリラックスして行いましょう。お腹が張る時は無理にせず、胎動の位置がお腹の上の方に変わったと思う時も体操を止めて様子をみてください。また逆子矯正の骨盤ベルトなども、試してみるとよいでしょう。(産科看護師)

鍼灸は早い段階での治療が有効

鍼灸院での逆子治療は早い時期が効果的で、妊娠後期になると難しいこともあるようです。鍼灸を試される際は、担当医に相談の上行ってください。

灸は副作用が少なく逆子の矯正に効果的なようですが、100%有効というわけではなく、妊娠35週をすぎると矯正できる確率が低くなります。事前に問い合わせ、主治医にも相談の上行ってください。(産科看護師)
鍼灸は逆子を治す至陰(小指の爪の外側)のツボを刺激しますが、赤ちゃんの位置や足先の冷え(血行促進でお腹の張りが改善され逆子を治す効果)の状態を確認しながら、至陰以外にもお灸を行います。鍼灸での逆子治療は早い段階ほど効果的で、9カ月を過ぎると赤ちゃんが大きくなり回転しづらくなるようなので、行く際は一度医師に相談して下さい。(消化器科看護師)

やはり逆子体操がよいとのことなので、ゆったりした気持ちで根気よく続けてみてはいかがでしょうか。鍼灸を試す際は、一度主治医に相談してからがよいようです。


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