友達とのトラブル

お友達を片っ端から叩いたり押したりする3歳の子供…どうしたらよいかわかりません

お友達とは仲よく遊んでほしいと思うのはママたち共通の願いですが、うまくいかないこともよくあります。医療やヘルスケアの専門家が回答するQ&Aサイトなるカラにも、3歳になる子供の暴力に悩むママから相談が寄せられていました。そんなママに、看護師さんはなんと答えているのでしょう?

ママからの相談:「子供がお友達に暴力をふるうようになりました…対処法を教えてください」

理由があってもなくてもお友達を片っ端からたたいてしまう息子…仲よく遊ぶことを練習させるべきか、成長を待つべきか?そんな悩みをもつママからの相談です。

3歳の息子です。比較的おとなしい性格だったのですが、3歳になった頃から同じくらいの年齢のお友達に暴力をふるうようになりました。数人が集まる場所だと理由がある無しに関わらず、お友達を片っ端から、叩く、押すが始まり、ほとんどのお友達を泣かせるような状況です。暴力の内容は「叩く・押す」のみで、噛みついたり髪を引っ張ったりなどはありません。考えられる理由としては、私がちょうど妊娠したこと、男の子であること、父親が外国人で2カ国語環境のため少し言葉が遅いことなどです。このような場合、息子はお友達と仲良く遊ぶことを練習によって習得できるものなのでしょうか?それとも、成長を待つべきなのでしょうか?発達に関しは、素人の母親から見てですが特別な違和感はありません。定期健診でも特に問題はありません。

子供の暴力には理由がある、まずそれを理解しよう

お友達に対して攻撃的になっている子供を見ると親としては冷静でいられなくなります。「でも、理由をしっかり理解してあげて!」と看護師さんからアドバイスがありました。

親として子供がお友達と仲良く遊べないのはつらいですが、子供には子供なりにちゃんと理由があるのです。(小児科看護師)
言葉の理解が未発達であると、不安を言葉で伝えたり自分が知りたいことを適切に尋ねたりできません。そのため、他の子供達がくると自分のテリトリー(好きなおもちゃで遊べる安心で楽しい時間・空間)を奪われるのではと思ってしまい、テリトリーを守るために攻撃的になってしまうことがあります。(小児科看護師)
少し時間はかかりますが、子供は自分の気持ちをわかってくれる大好きな人がそばにいて、安心して遊んだり寝たり食べたりできると自己肯定感が育ち、人にも優しくなれ、いろいろなことが頑張れる子に育ちます。(小児科看護師)

子供の暴力の対処法を知り、遊びの工夫をしてみて!地域の親子支援機関も上手に利用しよう

言いたいことが言えないもどかしさは大人にも経験がありますよね。ましてや言葉が未発達な子供です。看護師さんは「子供の安心や満足を確保したうえで、ママが子供の代わりにいろいろ話してあげて」と言っています。

子供の暴力の対処法として、ある程度のテリトリーの確保をしてあげましょう。例えば、遊んでいたおもちゃを満足できるまで遊べる空間を確保してあげます。また、お友達が使っているものが欲しいときは、ママが子供と一緒に「あとで貸してね」と声をかけ「遊びたかったね、待ってようね」と言ってあげるなど子供の気持ちを言葉で代弁してあげるようにしましょう。(小児科看護師)
まず2~3人の小さなサークルなどで、大人も一緒に遊んで親子で楽しみながら育児をしてみてください。無理して知らない子供達の集団に入っていくことはありません。(小児科看護師)
地域にも色々な親子支援の機関があります。うまく利用し、相談しながら、自分らしく子育てしましょう。(小児科看護師)

ママの話す言葉を聞きながら子どもは成長していきます。こんなときにはこう言えばいいのか…と子供が理解できるよう、粘り強く気持ちを言葉で表現すること、そして子供の安全・安心を守ってあげることなど、色々なことを心がけていきたいですね。


2014/08/13

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