不妊治療

2017/07/28

卵管が細すぎる・・・広げる手術を受けるべき?それとも体外受精?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

卵管が細すぎる・・・広げる手術を受けるべき?それとも体外受精?

卵管が細かったり片側が詰まっていても、妊娠できるのでしょうか。卵管を広げる手術があるといいますが、どの程度効果があるのか気になります。あるいは、すぐに体外受精を受けた方がいいのでしょうか。

不妊治療についての相談:「FTカテーテルと体外受精、どちらを選ぶべき?」

34歳という年齢もあり、検査も兼ねて不妊クリニックを受診しました。卵管造影検査の結果、左卵管が根本から写っていませんでした。右の卵管は辛うじて写っていたものの、かなり細いと言われました。右側の卵巣から排卵の周期は人工授精にトライしてきましたが、未だ妊娠に至りません。卵管を広げるFTカテーテルという手術があるそうですが、受けた方がいいでしょうか。それとも体外受精に踏み切るべきでしょうか。(30代・女性)

卵管狭窄でも排卵が起きていれば妊娠は可能

卵管狭窄でも排卵が起きていれば妊娠は可能なようですが、卵管が細いままだと受精卵が卵管を通れず着床できない場合もあります。

卵管狭窄でも排卵が起きていれば妊娠は可能ですが、自然妊娠の確率が低いです。卵管が細いままだと、受精卵が卵管を通れず着床できなかったり子宮外妊娠のリスクもあります。(看護師)
卵管造影検査の結果、左が詰まっていて右の卵巣は辛うじて排卵していたとのことですが、排卵していれば妊娠は可能だと思います。FTカテーテルは、細くなった卵管をカテーテルによって広げて自然妊娠を可能にする方法です。しかし、開通したとしてもクラミジアの影響で機能が失われているケースもあります。主治医から話がなければ、確認してみましょう。(看護師)
卵管を広げる治療として、FTカテーテル法があります。わずか1mmという卵管の中にプラスチックのチューブを通し、狭くなった部分を広げる治療です。FTカテーテル法を受けて半年しても妊娠しない場合は、体外受精を勧めるようです。(看護師)

デメリットもあるので、よく考えて選択を

広げた卵管がまた元に戻る可能性もあるので、年齢を考慮してすぐに体外受精に踏み切る方が良いという考えもあります。医師とよく相談して決定しましょう。

せっかく施術を受けても、再び狭窄する可能性もあります。まずFTカテーテル法をして妊娠を待ってもいいですし、年齢を考慮して体外受精に踏み切る選択肢もあると思います。どちらを先にした方が良いかは、メリットデメリットを踏まえて医師や家族とよく相談して下さい。(看護師)
FTカテーテルは高額医療です。治療方法については、担当医師に相談することで一番納得のいく方法が選択できると思います。(看護師)

FTカテーテル法をして妊娠を待つ方法や年齢を考慮して体外受精受けるなど、選択は一つではありません。デメリットも考慮したうえで、医師とよく相談して決めましょう。


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