解熱剤

2017/07/29

平熱が低い1歳児。解熱剤の使用タイミングに悩む

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

平熱が低い1歳児。解熱剤の使用タイミングに悩む

発熱で苦しそうにしている子どもを見るのは、とても辛いものです。平熱や発熱時の体温が低いため、解熱剤の使用タイミングに悩んでいるママから相談がありました。専門家は、どのように答えているでしょうか。

1歳児のママからの相談:「平熱が低いため38℃台後半の発熱でも辛そう。38℃を超えたら、解熱剤を使っても良い?」

1歳の娘に関する相談です。2つ上の兄が同じ歳の頃は、体調を崩すとすぐに40℃近い熱を出したので病院へ連れて行くタイミングや座薬を使用するタイミングに困ったことは無かったのですが、娘の場合は平熱が低いからか体調を崩しても38℃後半くらいしか熱が出ません。それでも同じように辛そうなのですが、他の子と同じタイミングで座薬を使用するべきでしょうか?それとも38℃を超えた時点で使用しても、問題は無いのでしょうか?(30代・女性)

「38.5℃を超えたら必ず使う」ではない

平熱や発熱への反応には個人差があるため、解熱剤の使い方も異なってきます。

大人も同様ですが、子どもも体調には個人差があります。熱に強い子もいれば弱い子もいます。38.5℃を超えたとしても、必ず使用するものではありません。体温が38.5℃以上で、数時間空ければ使用して大丈夫です。むしろ熱が原因でしんどそうであれば、積極的に使ってあげていいでしょう。(看護師)
子どもによっては、元々の平熱が低い子もいますし熱に対する反応も異なります。40℃の発熱でも元気な子もいれば、38℃を越えるとぐったりしている子もいますので、その子の状態に合わせて解熱剤の使用を考えると良いでしょう。解熱剤使用の体温の目安は「38.5℃以上」と説明している病院がほとんどですが、これは解熱剤の過度な使用を防ぐためです。(看護師)

状態を観察して、使うかどうか判断を

解熱剤を使うか判断する際の目安について、アドバイスいただきました。

体温の数字ではなく、お子さんの状態を観察して下さい。38℃を超えても元気に水分や食事が摂れていたら解熱剤を使用せず経過を見ても良いと考えますし、ぐったりしていて元気が無い場合は使用して下さい。解熱剤は、医師が処方した用法・容量を正しく守って使用することが大切です。(看護師)
発熱が38℃を越えると元気がない・眠れない・水分が摂れていない場合は、解熱剤を使用してあげても良いでしょう。解熱剤を使用する場合は、使用する時間の間隔・用量を守って使用しましょう。また、発熱時は熱の上がり下がりだけではなく、呼吸状態・意識状態・水分摂取・熱性けいれんなどにも注意し、観察して下さい。(看護師)

発熱した場合の反応には、個人差があります。38.5℃という体温は使用目安ですので、38.5℃を超えたからといって必ずしも使う必要はありません。お子さんの様子をしっかり観察したうえで、使用するかどうか判断しましょう。


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