風邪薬

2017/07/30

子どもの風邪薬は飲まない方が良いってホント?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

子どもの風邪薬は飲まない方が良いってホント?

初めての子育ては戸惑うことばかりで、特にテレビなどの情報は気になってしまいます。今回は、1歳児のママからの相談です。テレビで風邪の時は薬を飲まない方が良いと聞き、悩んでいます。

1歳児のママからの相談:「処方された風邪薬は飲まない方が良いのでしょうか」

1歳の子どもは熱を出すことが多く、その度に小児科を受診しては症状に合った薬を処方されます。初めての子どもで心配なたので処方された通り薬を飲ませていましたが、以前テレビ番組で薬を飲んでも飲まなくても風邪は治ると言っていました。子ども自身の自然治癒能力を高めるため、薬はあまり飲まない方が良いそうです。ただし高熱の時は、危険なのでしっかり様子を見てあげれば良いとのことでした。義母はすぐに薬を飲ませるよう言いますが、私はあまり薬を飲ませたくありません。どちらが良いのでしょうか。(30代・女性)

症状を緩和して治癒力を高める薬も。気になるなら医師に相談を

副作用なども気になりますが、病院で処方された薬であれば問題ないようです。薬には咳などの辛い症状を抑え、子どもの治癒力を助ける目的のものもあります。

どちらも賛否両論あると思います。辛い症状を早く治してあげたい気持ちもあるでしょうし、どんな薬にも副作用があります。病院で処方される薬は医師が必要と判断し、お子さんに合った用量で処方するので基本的には安心していいです。しかしながら薬を飲ませるか否かは、最終的にはご両親の判断によります。(看護師)
自然治癒力があることも事実ですし、風邪の際に出される薬は対症療法的な意味も少なくありません。例えば鼻水が出る場合は、鼻水を出して菌やウィルスを排出しやすくしますし、咳の症状がある場合は咳の刺激で粘膜が痛まないようにするなど症状を緩和することが狙いです。症状が軽ければ、お子さん本人もさほど困ることはないでしょう。しかし、症状が強い場合には、食事が摂れない、眠れない、機嫌が悪くなるなど不都合も出てくるため、薬を使いながらの方が看病しやすいという側面もあります。お子さんの状態に合わせて、薬を使用するかどうかを検討してみてはいかがでしょうか。(看護師)

薬を飲まないと重症化することも。健康的な生活で治癒力をアップ

子どもの風邪は重症化しやすいため、自己判断は避けた方が良いようです。自然治癒力を高めるためには、普段の生活や食事に気を配りましょう。

処方された薬の中には、対症療法的な意味合い以外にも病気の根本を治療するのに必須な薬もあるため、自己判断での内服中止は病状を悪化させることがあります。自然治癒力を高めるためには、日頃から栄養のある物をしっかり食べさせ、睡眠を十分に取ることが大切です。(看護師)
出来れば自然に治って欲しいですが、子どもは軽い風邪でも重症化しやすいです。鼻水だけと思っていても、長引くと中耳炎や肺炎や重症になると髄膜炎などにも移行することもあります。(看護師)

薬には、辛い症状を緩和する目的があります。薬を飲まずに自然に治ればいいですが、子どもの病気は重症化しやすいので、症状を取り除くことは自然治癒を助けることにもなります。薬を飲ませたくない理由は様々あると思いますが、中には病気の根本を治療するのに必須な薬もありますので、自己判断で内服をやめるのではなく必ず医師に相談しましょう。自然治癒力を高めるには、健康的な生活を心がけることが大切です。


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