発熱

2017/08/02

突発的な発熱がすぐに下がるのはなぜでしょうか?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

突発的な発熱がすぐに下がるのはなぜでしょうか?

小さな子どもは、熱が出たり下がったりすることが珍しくありません。今回は、子どもを預かるベビーシッターの仕事に携わる女性からの相談です。発熱時は親に連絡しますが、親が迎えに来た時にはすでに熱が下がっていることも多く見極めが難しいと悩んでいます。

子どもの発熱についての相談:「子どもが発熱を繰り返すのはなぜですか」

自宅で小さいお子さんを預かる仕事をしています。お子さんが急な熱を出した時は当然親御さんへ連絡するのですが、すぐ親御さんが来られない場合しばらく冷やして様子を見ている間に熱が下がることがよくあります。1日の中で上がったり下がったりを何度も繰り返す場合や帰宅時に高熱でも自宅へ帰る頃には下がっていることもあり、親御さんへ迷惑や心配をかけてしまい見極めに苦労しています。その反面、よくあることと見過ごしてしまう怖さもあります。突発的な発熱がすぐ下がる原因は、何でしょうか?(30代・女性)

子どもは興奮やストレスでも発熱するもの。お迎えの判断は親に委ねて

子どもの熱は、興奮やストレスが原因となる場合もあります。親御さんに発熱を連絡し、その後の判断は親御さんに委ねるのが良いでしょう。

大人の体温も1日の中で変動しますが、小さなお子さんだと平熱の幅も広く35℃後半から37.4℃までが平熱の範囲といわれます。しかし、一度でも38℃を超えるようであれば病気の可能性を考慮します。(看護師)
生後0カ月~10カ月のお子さんは、体温調節機能が未熟です。遊んで体温が高くなっても、すぐに下がりにくい場合があります。しかし、高い熱がすぐ下がった場合は病気のこともあるため安心出来ません。(看護師)
親御さんには熱が出たことを報告し迎えに来てもらうか、そのまま様子を見るかは親御さんの判断でいいのではないでしょうか。小さい子どもの発熱の原因は、風邪などの感染によるものがほとんどですが、興奮やストレスでも発熱することがあります。他のお子さんに感染する心配もありますので、相談者さんの保育形態のポリシーと照らし合わせるのも大切かと思います。(看護師)

大動脈が通る箇所を部分的に冷やして。水分補給はたっぷりと

熱の上がり始めは温かくし、上がりきったら部分的に冷やすと良いでしょう。水分補給も大切です。

子どもの熱は一般的に朝が最も低く、夜になると高くなります。子どもの平熱は高めで、37.5℃で微熱の場合もあります。38℃あっても元気なら、様子を見ていいでしょう。熱の上がり始めは温かくした方がいいですが、上がり切ったら首筋・わきの下・鼠経部など大きな動脈の通る所を冷却シートなどで部分的に冷やして水分を多めに摂らせましょう。(看護師)
体温計は測り間違いや動いてうまく測定出来ない場合もあるため、数秒で測定出来る幼児用の体温計を使いましょう。小さいお子さんは体温調節がうまく出来ないので、1日の中でも熱が変動します。室内温度の影響もあるので、時間を置いて測り直しましょう。(看護師)

小さな子どもは、体温調節機能が未熟のため熱が上がりやすいです。迎えに来てもらうか様子を見るかは、親御さんの判断に委ねても良いかもしれません。


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